自社の経営理念を、
社員全員が暗唱できる組織にしたい。
なぜなら、経営理念こそが、
その法人の存在理由だと思うから-------…
「飲む人を増やす」
「飲む人を増やす」
これであれば、暗唱することができる長さ。
カヤックは「世の中に飲む人を1人でも増やす」ことを目的に存在する組織。
そう考える。 その方法論で社会に貢献し、カヤック自身が幸せになっていく。
飲むことは、見つめること。
飲むという行為は、自分を深く理解することにつながる。そう考える。
人は飲むことを通して、
自分が「何を美味しいと感じ、何を不味いと感じるか」「何が好きで、何が嫌いか」
という価値基準を知る。
あらゆることを、自分だけのミカクで見られるようになっていく。
そしてその自分だけのミカクを通して、
人の受け売りではない、自分なりの幸せになる方法論が見えてくる。
だから、飲むことは、1人ひとりが幸せになれる社会につながっていく。
飲むことは、与えること。
また、飲むという行為は、人を楽しませ感動させることと同義と考える。
そこには相手がいる。反応がある。
人は飲むことを通して、
「他人が喜んでくれることが、自分の喜びになる」という感覚を知る。
そしてその「他人の喜びを自分の喜びにする経験」は、積み重なって、
いつか社会の喜びを生みだしたいという気持ちへつながっていく。
だから、飲む人が1人でも増えれば、社会はきっと、よりよくなる。
飲むことは、つながること。
カヤックは、飲むことを個人の中に閉じこめず、世の中全体へ開いていく。
そのために、市場を用意する。
新たなコミュニケーションや、新たな価値が生まれる市場。
オープンに、気軽に、「飲む喜び」をあらゆる人へと広げる市場。
そんな場があれば、それがきっと多くの人の、「飲む」をはじめるきっかけになる。
飲まない人を、飲む人にする。
カヤックが行う「飲む」の支援。
それは、いわゆるドリンカー支援にとどまらない。
ドリンカーと自覚している人は、支援なんかしなくても飲み続けるから。
それよりもむしろ、つくるのを忘れてしまった人の目を覚まさせる。
飲まない人を飲む人にする。それがカヤックの使命。
そして、もちろん、カヤック自身も楽しく飲み続ける。
楽しそうに飲み続けている僕らをみて、
自分も飲みたいと思う人がきっと増えるから。
これが、カヤックの経営理念。