カヤック代表取締役CBO(チーフブッコミオフィサー)。大学卒業後、アメリカを放浪し、カヤック設立。ふんどしからISSEY MIYAKEまで、彼に着こなせないものはない。
毎日日課にしていることは?
水浴び
こだわりの仕事道具を教えてください。
肉、ナッツ類。
カヤックの「つくる人を増やす」という 経営理念についてあなたの解釈を聞かせてください。
「フラットな組織」、「生涯現役」、「終わりのないゴールに向かって走り続ける」この3つがいつも僕が言ってることです。
そもそも創業者3人が永遠のプレイヤーでいたいという思いがあり、マネージメントやるにしても、プレイングマネージャーでしょうし、ピラミッド型というより、タグ的に役割があって、兼任があたりまえ、勝手に首突っ込んでいく、「俺のものはお前のもの、お前の者は俺のもの」というジャイアニズム的自分事化を推奨します。
自分の言ったことだけじゃなく、他人の言ったことも自分のものだと考えてしまうポジティブ同化、つまり、それいいじゃん!でのっかる朝令暮改で進んでいく位がスピード感あるし、一体感もあるので楽しいんじゃないかなーと、思います。つまりそれが「面白」ということです。
そのための戦略・方法論が「つくる人を増やす」なんです。
自分たちが作り、それを見て面白と思ってくれる人がいる。それに気を良くしてまたつくり続ける。という永久機関があり、でも、作ったものは実はストックにはならない(特にITの世界では次々新しいテクノロジーが出てくるので)ので、作った結果にはあまり意味がなく、常に今の作ってるもの、フローにこそ意味がある。
経営陣の責任としては、「つくる人を増やす」を更に進めて、「つくる人を増やし”続ける”」Keep on moving! ということなんだと認識しております。