Doi Masaya | KAYAC

これまでの人生を面白く振り返ってください。

1988年2月29日、4年に1度しか誕生日がこない重荷を背負い生まれる。

小学校、中学校と町田市で自由奔放に過ごしていたが、神奈川県町田市と揶揄され続けたのでひねくれていった。

小学校4年生の頃、目立ちたいという理由でトランペットを初めて今に至っている。目立ちたいという心は変わっていない。

高校は「世の中の半分は男、半分は女なのに、そのうちの半分しかいない環境がよい環境なわけがない」という理由で共学の学校に進学。オーケストラをやる傍ら勉強をしたりする。

高校で東大に行けという圧力があまりにも強く、反発してど田舎のSFCに通うことに。血迷って進学までしたため、6年間自然に囲まれた環境でパソコンと見つめあって過ごす。大学でもオケに入っていたら、先輩の作った会社でバイトで雇われ、Webの世界を知る。phpを書いたり、マークアップをしたり、DBいじったりできることは何でもした。

大学の方では、外界の状況を検知して「ア〜」と言い続ける精霊を作ったり、音がブオンブオンと鳴る楽器を作ったりしていた。

面白いものを作りたいということと、Webの世界で何かやりたいなという希望から面白法人に入り、現在に至る。

好きなアニメについて語ってください。

アニメはほとんど見ませんが、エヴァだけは大好きで、多感な時期にエヴァを見たせいで鬱になってしまうくらい影響を受けました。未だに旧作、新作両方見返したり、プラモ作ってニヤニヤしたりしています。

好きなシーンは、男の戦いで覚醒したエヴァ初号機が四つん這いになるところです。好きすぎてときどき誰も見ていないところでエヴァ覚醒のモノマネをしています。すっきりします。

カヤックの「つくる人を増やす」という経営理念についてあなたの解釈を聞かせてください。

「つくる」ことは楽しいですが、つくるために「つくらないこと」をして作っていかなくてはいけないのが現代社会です。

つくること自体が更に価値を持って、つくる人たちが自立して生活できるような社会を目指す、これが「つくる人を増やす」の最終地点であり、その夢を与えるのがこの経営理念を抱える会社の使命だと思っています。