2013.03.29
#クリエイターズインタビュー No.1第1回「面白センター試験」大阪でカンニング続出!コントする人も…
みなさんこんにちは。
今回は、2014年の新卒採用企画の第1回全国統一「面白センター試験」の裏側に迫ります。
カンニングOK!ググってもOK!他の人と相談してもOK!
説明なしで、解けばわかる会社説明会という斬新なコンセプト。なぜこんな企画をしたのか、実際にやってみてどうだったのか、人事部の三好晃一に聞いてみました。
Amazonで問題が1位を獲得
― この企画の背景を教えてください。
- 三好
- 昨年度の新卒採用企画で、“旅する会社説明会”という企画を実施して好評だったので、就活生が交通費を出さなくてもいいように、こちらから会いに行く企画にしました。もともと説明会を聞かなくてもカヤックの採用試験は、受けることができるので、なるべく就活生のムダな出費は抑えてあげたいなと。
― たしかに、就職活動はお金がかかりますからね。
- 三好
- 地方から東京に行くだけで数万かかることもあります。だからこそ、昨年の企画は就活生に大好評だったのでしょう。この一連の企画は、就職活動の格差をなくしたいというメッセージも含まれていますね。
― でも、なんでテスト形式にしたのでしょうか?
- 三好
- 面白センター試験の会場での実施は、東京で2回、大阪で1回開催したのですが、それ以外の地域でも実施できるように、テスト形式にして、希望者に郵送することにしました。さらに、Amazonで販売もして、新卒以外の社会人でも試験を受けられるようにしました。
― 新卒採用企画だけど、社会人も受けていい。という考えが面白いですね。
- 三好
- ちなみに、『面白センター試験』は、Amazonの大学受験参考書コーナーで1位を獲得しました!
大阪でカンニング続出
― 実際に開催してみて、どうだったのでしょうか?
- 三好
- 今回の企画は、 真剣にアイデアを出さなければならないので、受けた人たちからは、楽しさよりも、苦労したという感想が多かったです。でも、それは計算済みでした。答案用紙に「だいじょうぶ。アイデアは、あなたの中にある。」という言葉が書かれているのですが、極端に言えば、これから生きていくうえで、アイデアを出すことは必ず役に立つので、そういうときに、この試験のことを思い出してくれたらうれしいですね。
- カヤックサイト内にも「アイデア一杯の人は深刻化しない」という言葉があるように、アイデアの大切さを伝えるのもカヤックの任務なのかもしれません。今回、東京と大阪、2つの会場で開催されましたが、土地柄による就活生の違いもありました。
- 東京の場合は、最後まで個人で黙々とやるテストを解く人たちが多かったのですが、大阪の場合は、カンニングする人たちが続出して、最終的にグループワークになりました。
- 面白センター試験は、友達を連れて受験することもできますが、大阪では、なんと5人の友達を連れてきている方がいました。そしてその就活生は、試験終了後、アイデアをたくさん出す方法を持参した桶を小道具にして、コントで伝えてきました(笑)。
627人分のテストを採点
― 今回、苦労したところはないのですか?
三好:もちろんありますよ。事前にWebで、練習問題が解けるようになっていたのですが、その問題に答えてくれた627人分の採点でコメントを書くのが大変でした。他の人とカブらなければ、点数が高いのですが、みんなひねりまくるので、普通の答えの点数が伸びたようです。
有名人の名前で応募してくる人が何人かいて、もちろん本人のわけないのですが、採点してると、本人が答えているような気がして、ドキドキしましたね(笑)。
― 627人にメールを返すと考えたら、かなり大変ですね。
- 三好
- そうですね。昨年も、強行スケジュールの中、全国をバスで回りながら、仕事をしていたので、カヤックの人事部はタフですね。でも、これからも説明会などの企画で、アイデアを出すのは楽しい。アイデアは人生を楽しくする。ということを伝えていきたいですね。
面白センター試験
http://omosen.kayac.com/
採点結果&コメント
http://omosen.kayac.com/result
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