週刊少年ジャンプで1999年に連載開始後、国内外で絶大な支持を集め、2014年11月に連載が完結した『NARUTO-ナルト-』初の展覧会「連載完結記念 岸本斉史 NARUTO-ナルト-展」。
展覧会のプロモーション企画「六本木忍の里」の目玉コンテンツとして、アプリを使って巨大ARが楽しめる「幻術・AR火影岩の術」を企画・開発しました。
展覧会公式アプリを起動して、スマートフォンをメトロハットにかざすと、まるでそこに「火影岩」があるかのように見え、いろいろな角度から記念撮影を楽しめるコンテンツでした。
火影岩のリアルな質感、作中で描かれている描写の再現性を極限まで高めるため、陰影の付け方、影の入れ方などを工夫。原画を忠実に再現すべく、3Dモデル、テクスチャを制作しました。
また、日中、夕方、夜で実際の明るさが変わるので、3モードの照明で表示される機能を導入。
さらに、近年ブームの「セルフィー」に対応すべく、自分にかぶってしまったARの画像を、指でなぞって消せる消しゴム機能も搭載。
撮影されたAR火影岩は、SNSを中心に数多く投稿され、期間中、大いに盛り上がりました。