東日本大震災から5年。
年々、福島第一原発事故への関心は薄れ、風化されつつあります。しかし、本質的な問題は何も解決されておらず、避難者の自殺、避難者と受け入れ側の衝突、避難家族の崩壊など、問題はより複雑化し、先行きが見えない状態です。
本サイトでは、風化防止を目的とし、「避難状況の深刻さ」や「避難者が抱える問題」を、避難者の生の声とともに伝えています。
今回NHKさんと福島へ取材に行き、身を持って状況の深刻さや過酷さを実感しました。その事実をきちんと伝えるべく、リアルを追求したデザインや演出、テキストなど、すべてにこだわりました。サイトは「複雑な思い」「5年目の苦悩」「故郷の行方」という3つのチャプターで構成されています。