2017年11月に、パナソニックが創業100周年を契機に、東京ミッドタウンでパナソニックデザイン展を開催しました。その中で、パナソニックのデザインスタジオ「FUTURE LIFE FACTORY」が、2030年の人間らしいくらしをテーマに提案した展示「Next Humanity」の企画・制作をカヤックではお手伝いしました。
本展示では、進歩したテクノロジーやサービスを取り入れることで、人々が本来持っている“人間らしさ”を、より一層高めてくれるようなくらしのあり方が提案されました。
INTRO
料理や食材など、その日の食卓に必要なものがその日のうちにドローンで運ばれて来たり、体調変化に合わせて必要なサプリが届いたりするなど、2030年の進歩したテクノロジーやサービスをインプットしてもらうための空間です。
KITCHEN:Feast
場所を選ばず調理や食事が楽しめる「エレクトリック・クロス」。クロスの上に鍋や専用の機器を置くことで、調理や保温をすることができます。人々が集まって食事を共に楽しむ豊かな時間を創りだします。
LIVING:Drip
空間に情報のしずくを落としていく「アンビエント・プロジェクター」。身の回りのモノに紐づく過去の記憶や、未来の情報を映し出してくれます。
SANITARY:Bloom
心と身体の健康状態に呼応して開花する「バイタル・プラント」。生活の中で取得されたバイタルデータをもとに、日々の体調変化をつぼみの開花や光の強さで教えてくれます。