「Kom Eye AR(コムアイエーアール)」は、最新型ICT油圧ショベル「PC200i-11」に搭載される新サービスです。コマツとカヤックが共同で研究開発し、2018年8月にリリースされました。
本サービスは「Tango ARアプリ」のプロトタイプ技術をベースにしており、建設機械の「目」と言えるステレオカメラで撮影した映像と連動。主に3つの機能によりお客さまの現場の安全、生産性の向上に貢献します。
3D設計面のAR表示機能
キャブ(運転席)内に設置したタブレットに、ステレオカメラで撮影した映像と設計面3DモデルデータをリアルタイムでAR合成表示します。オペレーターは設計通りに施工が進んでいるかを直感的に確認しながら作業できます。
建機の状況表示機能
2DミニマップとHUD(ヘッドアップ・ディスプレイ)表示により、オペレーターは施工図面上における建機の現在位置、向いている方向や姿勢などの状態を画面で確認できます。
データ連携機能
タブレットからSMARTCONSTRUCTION CLOUD(※)に接続し、常に最新の3D設計図面やモデルデータをダウンロード・表示できます。
コマツとカヤックは、オープンイノベーションとして、スマートコンストラクション事業で協業しており、今後も新サービスを企画、開発する予定です。
※SMARTCONSTRUCTION CLOUD/スマートコンストラクションを実現するアプリケーションプラットフォーム