美しいイルミネーションと先端技術を活用した都市的スケールの光をシンクロさせる「NIGHT SYNC YOKOHAMA(ナイト・シンク・ヨコハマ)」。横浜市が共催する本イベントが、2019年11月1日(金)から12月27日(金)まで開催されました。
カヤックでは、毎日18時から21時の各約10分間行われる、イベントのメインとなる特別演出全体の企画・演出、WebARの実装を担当。期間中、約16万人もの方々に体験していただきました。
WebARの実装でまったく新しい演出を実現
アプリケーションを使わず、スマートフォンのスクリーン越しに現実を拡張したデジタル演出を可能とする、「WebAR」を提案・実装。特別演出をリッチなものに昇華することに成功しました。プロジェクションマッピングとWebARを組み合わせた演出は日本初の事例となり、プロジェクションマッピングの演出の乱立によってその演出に飽きてしまった方にとっても、まったく新しい体験を提供しました。
来場者は拡張世界の入り口にスマートフォンで簡単にアクセスし、性別年齢国籍問わず、現実世界と拡張世界がひとつになった“ミラーワールド”を体験できます。
メインの新港中央広場に加えて、「象の鼻パーク」「よこはまコスモワールド」「大さん橋」「山下公園」でも、WebAR演出に参加可能。
また、株式会社ソリッドレイ研究所のセンシング技術との連携によって、よりインタラクティブに楽しんでいただけるプログラムに仕上げました。
さらに、この特別演出は新港中央広場のイルミネーションや映像、新港地区及び周辺の8施設とシンクロし、建物壁面のカラーライトアップやサーチライトによる、ダイナミックな光と音楽の総合演出となります。複数の建物に設置したライトを一括でコントロールし、都市的なスケールで演出するのもこれまでにない試みとなりました。
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【特別演出参加施設(8施設)】
①ナビオス横浜
②横浜ワールドポーターズ
③MARINE&WALK YOKOHAMA
④横浜地方合同庁舎(仮称)建設予定地
⑤横浜コスモワールド·大観覧車コスモクロック 21
⑥横浜ハンマーヘッド (新港ふ頭客船ターミナル)
⑦ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル
⑧神奈川県警察本部庁舎