家庭で出た使用済みつめかえパックを回収し、再生樹脂ブロックに変え、様々なものを創造する鎌倉リサイクリエーションプロジェクト。
そのプロジェクトの一環として、2019年から鎌倉市立御成小学校で「ごみはどこへ」単元を活用した環境授業を行なっています。カヤックでは、このプロジェクトの後援として企画・制作・授業を行いました。
2019年度は6年生を対象に授業実施
鎌倉リサイクリエーションの環境授業は2019年に始まりました。
6年生を対象に、1年間を通じて特別授業として環境問題や鎌倉リサイクリエーションの活動を紹介し、そこから子供たちに取り組みについて考え、活動してもらいました。
子供たち主動で始まったプロジェクトでは、近隣の東急ストア鎌倉店、ハックドラッグ鎌倉店、鎌倉市役所、中央図書館などでの詰め替えパック回収活動や、鎌倉エフエム・鎌倉エフエム放送とコラボレーションし、ラジオでリサイクリエーションの活動について紹介、協力を呼びかけるなど、様々な活動が生まれました。
2020年度は4年生を対象にオンライン授業実施
2020年開催の環境授業は、新型コロナウイルス感染予防対策として参加メンバーをオンラインで繋ぐ初の試みのもと、実施しました。
授業に参加した生徒は、環境問題やリサイクリエーションのプロジェクトを知ってもらうにはどうすればいいのかを自分たちで考え、校内で実行し、最後の授業では活動の感想を発表してもらいました。
子供たちが積極的に活動を行なった結果、御成小学校で回収しているつめかえパック回収率が大きく増加するという成果を得ることができました。
鎌倉リサイクリエーションはこれからも、御成小学校をはじめ、市内の小中学校、保育園などに回収ボックスを設置してこの取り組みを続け、多くの子供たちに環境問題を身近に感じてもらい、自ら考え行動するきっかけ作りを続けてまいります。