[サービス概要]
「Back TOKYO Forth」は、文化庁による新たな形の文化発信事業「CULTURE GATE to JAPAN」の一環として実施されたプロジェクトです。 メディア芸術のフィールドで活躍する6組のアーティストが参加し、会場となる東京国際クルーズターミナルに日本文化の魅力を紹介する作品を展示。カヤックでは、公式ウェブサイトの制作をお手伝いしました。
展示について
展示のコンセプトである「Back TOKYO Forth」は 、「行ったり来たり」を意味するBack and Forthの中心にTokyoをすえたオリジナルワードです。現在の社会が直面する課題に対して、過去の文化(Back)と、未来への方向性(Forth)との間で思考を巡らせながら、新しいメディア芸術の可能性を東京から世界に向けて発信します。
公式ウェブサイトについて
カヤックが担当したウェブサイトでは、メディア表現の源流を探るため、アーティストの思考や制作の過程を公開。6組のアーティストが「プロジェクト説明から、実際に作品を展示するまで」に密着し、アイデアを形にしていく様子をご覧いただけます。
デザイン面でこだわったポイントは、展示の企画ポスターや会場のキャプションを想起させるTOPページのつくりこみによって、オンラインでも展示の空気感を感じられるようにしたこと。そして、下層ページで制作過程にまつわるさまざまなものを並べ、宇宙のように広がっていくアーティストの思考やそのプロセス、整理される前のカオス感を表現したことです。
人と人とが距離を置き、過密になることを避けなければならない今だからこそ、目の前にある作品を体験するだけではなく、さまざまな作品がどのように創られているのか、その発想や表現の背景をあらためて知り考える機会となるようなウェブサイトを目指しました。
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