鎌倉の御成通りは、鎌倉駅西口から若宮大路と並行して長谷小路に抜ける約300m続く商店街。長年、鎌倉の住人を支えてきた老舗やおしゃれな雑貨店、カフェが立ち並ぶ。地元客も観光客も、みんなが楽しめるゆっくり落ち着いた空気が流れる商店街の一画に、地域密着型カプセルトイ専門店「御成カプセル」が2022年8月27日(土)にオープンしました。カヤックはこちらの企画・プロデュース・開発を行なっています。
コンセプトは「まわる/循環」
カプセルの形である「球」、カプセルトイマシンで遊ぶ時の動きから連想される「回す」や「円」、さらにカプセルトイの偶然性から「廻る」、「縁」などのキーワードから連想し、「まわる/循環」としました。「御成カプセル」で遊んで、鎌倉の経済やアイデアがまわり、新たな循環が生まれてほしいという思いが込められています。
フォトジェニックなカプセル提灯やカプセル回収を促すなどの仕掛けが多数
店頭には鎌倉らしさである「歴史」や「和」のイメージを反映させたカプセル型の巨大提灯を設置。10平米ほどのコンパクトな店内は、店舗内両サイドの壁面が向かい合う鏡貼りになっており、カプセル筐体がエンドレスにつながって広く見える仕掛けが施されています。
さらに、カプセルトイで遊んだ後カプセル回収をユニークな形で促せる仕掛けとして、店舗内の壁面にカプセルをはめられるようにして店舗を彩る装飾として空きカプセルを再利用しています。
オリジナルガチャ「御成御守」など全65種類のカプセルトイが販売
カヤックオリジナル商品として、デザインからレーザープリントまで全てカヤックで作成した「御成御守」やカヤックと株式会社SO-TAと面白法人カヤックがタッグを組んで生まれた、カプセルトイのクリエイティブユニットまる部が制作した「お通し」などオリジナル商品を含む65種類のカプセルトイを販売。
まちのコインや地域との連動の起点に
鎌倉市の「SDGsつながりポイント」を活用した地域通貨サービス「まちのコイン クルッポ(鎌倉の通貨名)」と連動した企画や、近隣店舗と連携したカプセルトイやイベントなど、本店舗を起点に鎌倉のまちをより楽しむことができる取り組みを進めていきます。観光客の方はもちろん、地元の方も子供を連れて楽しめるスポットとなることで、まちが活気づくことを目指しています。