定時法が導入されて150年を記念したスペシャル動画「TOKYO’CLOCK」の企画・制作をカヤックでお手伝いしました。
現行の時刻制度、定時法が施行されて今年で150年
1873年に日本で定時法が施行され、現在のような時刻が誕生しました。導入以前の不定時法下では、時刻の単位が均等ではなく、夏と冬では昼と夜の長さが異なるなど、すべての人が同じように時刻の概念を共有するのが難しい時代で、人々はお寺の鐘の音や、町の人々の動きなどによっておおよその時刻を把握していました。
定時法が導入されたことにより、徐々に統一された時刻の概念が浸透し、正確な時刻を知ること、つまり、時計の必要性と重要性が高まりました。
今年は、定時法の導入から150年の節目を迎えます。それを記念して制作されたのが本作です。「もしも現代に時計がなければどのような風景から時間を読み取るか」ということを企画の起点に、不定時法時代の手法で東京の1日を表現することで、正確な時刻が分かる時計の重要性、シチズンの存在意義を発信できるような映像を制作しました。
東京の24時間のあるある風景をコミカルに描いた動画!
「TOKYO’CLOCK」は、各時刻ごとに見られる東京都民の生活をコミカルに切り取って東京の1日を表現した映像となっており、「パンをくわえて走る女子高生」「アフター5に向けた化粧室のOL」「乾杯の音頭を取るサラリーマン上司」「丑三つ時の幽霊」など、この時間と言えばこの風景といったあるあるシーンで24時間を表現したコミカルな映像です。