国立研究開発法人情報通信研究機構（通称「NICT」）が行う、悪性のWebサイトを閲覧するだけでマルウェアに感染するWeb媒介型サイバー攻撃の実態把握と、対策技術向上のためのユーザー参加型のWeb媒介型サイバー攻撃対策プロジェクト「WarpDrive」。カヤックでは、本プロジェクトにおけるAndroidアプリ / Chrome拡張アプリの企画・開発をお手伝いしました。
WarpDriveはこれまでに、アニメ『攻殻機動隊 SAC_2045』とタイアップし、PC向けにタチコマ・セキュリティ・エージェント（以下「タチコマSA」）、Androidスマートフォン向けにタチコマ・セキュリティ・エージェント・モバイル（以下「タチコマ・モバイル」）を無償配布。参加ユーザーのWebアクセスの観測、分析、警告などを行ってきました。
セキュリティ知識をクイズゲームで習得！
今回新たに、ユーザーが『攻殻機動隊 SAC_2045』シリーズの世界に没入し、遊びながら現実社会のセキュリティやITの知識を学べるゲーム機能「訓練プログラム」を追加しました。ゲームの中でユーザーは、公安9課（通称「攻殻機動隊」）の新人捜査員となり、訓練プログラムを受けます。
訓練では、各種コースでタチコマを操作しながら、セキュリティやITにまつわる3択クイズを解いていきます。コースをクリアすると、作中に登場するキャラクターのメダルを獲得することができ、すべてのメダルを集めようとコースを周回するうちに、セキュリティやITの知識が身に付く設計になっています。
訓練を受けて攻殻機動隊アイテムをコレクション！
訓練プログラムを受けることで獲得できるメダルは、重複した場合、ポイントに変換されます。そのポイントを使用して「マテリアライズ」を行うことで、アプリ内で閲覧できる『攻殻機動隊 SAC_2045』の特別なイラストカードや、タチコマのエモート / ボイスを獲得することができます。
また、イラストカードでは、本アプリでしか見ることができない限定イラストも存在しており、ゲーム機能だけでなく、コレクション機能も充実しています。
『攻殻機動隊 SAC_2045』の世界観へデザインをアップデート！
これまでの『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズの世界観から、デザインを一新。登場する攻殻機動隊のキャラクターをすべて『攻殻機動隊 SAC_2045』に変更し、UIデザインも電脳通信風に変えることで、今まで以上に攻殻機動隊の世界観を感じられるようにしました。
また、Androidスマートフォン向けアプリでは、ホーム画面に常駐してスマートフォンを見守ってくれるタチコマのデザインを『攻殻機動隊 SAC_2045』仕様に変更しています。
©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会
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