株式会社ポケモン様のご依頼で、野生のピカチュウを現実世界に顕現させる、プロジェクトPbotの設計・開発・プロデュースをカヤックでお手伝いさせていただきました。
毎年2月27日に開催される特別な記念日Pokémon Dayに合わせてプレゼンターの相棒としてYoutubeに出演する目的で製作。
CGではないアニマトロニクスレベルのリアルロボット。もちろんゲーム世界設定通りのリアルスケール、そしてゲームデザインを原典とした具現化という大プロジェクトとなりました。
ゲームCGのデザインを元に、ポケモン様のデザインチームにもご協力いただき、ロボットの機構で動作可能な範囲で、かつオリジナルのデザインの範疇に入る外装デザインを製作。
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そのデザインを元に可動可能な範囲の機構を幾度のバージョンアップを経て実現し、収縮可能な立体縫製の特注外皮、ロボティクス、外装デザイン、縫製、モーションシステムが高度に組み合わさって生まれたのが、このPbotです。
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カヤックは、どういったロボットにするかの企画設計立案から、制作指揮、モーションデザインやソフトウェア開発まで幅広くお手伝いさせていただきました。
リリース後は、2度のPokémon Dayでの出演でXにて”うしろのピカチュウ”で話題になり、その後ポケモン社内での全社MTGにも出演、現在も活躍中です。
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