「遠隔操作POD」は、5G通信を使って離れた建設現場にある建機を遠隔操作するためのコックピットです。
近い将来、建設現場は安全のひとつの形として、無人化するかもしれません。データリンクされ、一部は自動化まで進んだ工事現場。世界中から広く優秀な人材が、あるいはゲーマーなどの新しい世代が、実際の建機を遠隔操縦するーーーそんな未来の働き方を描きながら生まれたコックピットとなっています。
また、その一方で、「建機を操縦する時のワクワク感やロマンは残したい」という担当者の熱意を受け、カヤックでは、近未来感のある筐体部分のデザイン、筐体の制作、監修をお手伝いしました。
「乗ってみたい感」をテーマに、宇宙船のようでもあり、戦闘機のコックピットのようでもあるロマンと遊び心が詰まった作品になってます。
展示会では、実際に美浜のブルドーザーを遠隔操作するデモが行われ、経済産業大臣にもご覧いただきました。2019年3月現在、コマツ本社1Fホールの常設展示スペースでご覧いただけます。