カヤック入社6年目のデザイナーの「働く楽しさ」が色褪せない理由 | 面白法人カヤック

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2022.05.13

カヤック入社6年目のデザイナーの「働く楽しさ」が色褪せない理由

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デザインやロゴ制作。自分の好きなことを仕事にして、楽しみながら働き続けたい! そんな就活時の期待を叶えて、カヤックのデザイナーのみならず、溺愛するタイポグラフィーの自主制作でも活躍する野崎さん。新卒入社からの6年を振り返り、デザイナーとして楽しく働きながら成長できている理由を教えてもらいました。

野崎あずさ

1995年生まれ、2017年入社
面白プロデュース事業部/デザイナー
思春期の頃、ギャル文字の練習のためにノートを1冊費やしたことがある

就職の決め手は「働いている人が楽しそうかどうか」

ー大学ではどのようなことを学んでいましたか。

グラフィック系の学科で、ポスターやタイポグラフィなどグラフィック系の勉強をしていました。学外の活動では、美大生や美大卒業生向けのフリーマガジン『PARTNER(パートナー)』のエディトリアルデザインやアートディレクションを担当していました。

ー野崎さんがカヤックに応募したきっかけを教えてください。

「楽しく働きたい」という思いを重視して就活していました。仕事の内容やデザインの世界観も大事ですが、「働いている人自身が楽しそうか、生き生きしているか」が私にとっては一番大事なポイントでした。「社風 面白い」と検索してみたら、カヤックがヒットしたんです。
実績を見てみると、当時話題の面白いコンテンツを担当していたので、興味を惹かれて応募してみました。

ー入社の決め手となったのは、どのようなところですか。

面接の際に、担当社員が自主制作のことを楽しそうに話してくれたことです。忙しい中でも仕事だけでなく自主制作に励んでいるのを知り、つくることが純粋に好きな人達が多いカヤックは自分に合っていると確信しました。

デザインを通し、好きなものが広がっていく

ー2017年に、旧クライアントワーク事業部にデザイナーとして入社されましたが、何かギャップはありましたか。また、社内の雰囲気はどうでしょうか。

まず、思ったよりみんな真面目でした! 「面白法人」なのでもちろん面白い人だらけですが、ふざけたことに対して一生懸命に取り組んでいるのが印象的でした。

社内の人間関係はとてもフラットです。私が新卒の時は、会社に早く馴染めるようによくランチに誘ってもらいました。
デザイナーは部署内に約20人ほどいて、入社当時に比べて女性も増えてきました。男女比は半々くらいです。週一でデザイナーの定例会議があり、最近の担当案件をシェアする場にもなっています。行き詰まった時も、チーム内のデザイナー同士で相談しやすい環境なのが嬉しいです。

ーどんな案件を担当してきたか、具体的に教えてもらえますか。

カヤックでは幅広いジャンルの広告制作に関わることができます。私は、様々なジェネレーターコンテンツを担当してきました。デザインのトーンとしてはポップな感じのものが多いです。
例えば、話題化に成功した「リカちゃんコーディネートメーカー」では、ページデザインや撮影ディレクションを手がけました。カヤック初の実写のジェネレーターコンテンツで、約1800種類のファッションアイテムの中から、自分の好きな着せ替えやファッションに合わせた背景を楽しめるようになっています。リカちゃんらしい世界観にこだわりました。

▲タカラトミー『リカちゃん』と花王『エマール』の異色コラボ、2019年のSNS/WEBプロモーション

それから、思い出深いのはサイトデザイン全般を担当した「A.B.C-Zダンジョン〜CONTINUE?登れエンターテイメン塔!〜」です。A.B.C-Zのアルバム発売に伴うプロモーションサイトで、表題曲のタイトル「GAME OVER」に合わせ、ゲームという世界観で表現しました。
携わるうちに自分もすっかり大好きになって、気付いたらA.B.C-Zのファンクラブに入会していました。リカちゃんやA.B.C-Zをはじめ、デザインを通してクライアントや扱っている商品をどんどん好きになっていく、その過程もすごく楽しいです。

▲ファンにグループの魅力を布教してもらうSNSキャンペーン「A.B.C-Zダンジョン」。WEBサイトでは、レトロなRPGのようなキャラクターやフォントデザインによって、本当にゲームをしているかのような体験が得られる

働く楽しさを支える、カヤックならではの環境とは......

ー野崎さんにとって重要な、「楽しく働きたい」という希望はかないましたか。

期待通りです! いい意味で、大学の頃の延長というか。就活中は、社会人になったらつくることが「仕事」になってしまい楽しめなくなるのでは......、と思ったことがありましたが、6年目になった今でも、学生の頃と同じような自由な気持ちで取り組めています。

ーそれはなぜでしょうか。野崎さんが考える「カヤックで働く楽しさ」の理由を聞かせてください。

まず、幅広い案件に関われ、経験値が積めること。普段自分が触れることの無いジャンルやトーンのデザインに挑戦でき、表現の幅が広がりました。好奇心旺盛だったり飽き性だったりする人にはとても楽しい環境だと思います。

次に、社内にいる各分野のスペシャリストと一緒に働くことで、WEBデザインをはじめ様々なスキルアップが自然にできること。学びと刺激のある環境で成長を実感できることが、働く楽しさにつながっています。

また、私は個人でも「ザキノン」として、ロゴデザインの自主制作をしているんです。休日には大好きなタイポグラフィーに没頭して、SNSで発信したりオリジナルグッズをつくったりしています。
自主制作でつくっていたものを社内日報で発信したことで、ロゴ制作の依頼がくるようになりました。これも、年次や経験に関わらず、得意なことを任せてもらえる社風のおかげだと思います。

▲線の流れを活かしたデザインや絶妙な言葉選びに注目が集まり、企業とのコラボレーションやWEBメディアで取り上げられることも

ー多様な案件、社内の豊富な知見、チャレンジを応援する社風など、カヤックならではの環境を使いこなすことが働く楽しさのもとになっているようですね! 課題に思うことはありますか。

個人的な課題は、自分なりのアートディレクションの仕方。キャリアを積みアートディレクションをする機会が増えてくる中で、つまづくことも多いです。
アートディレクターといっても、ディレクションが上手くて企画から考えるのが得意な人もいれば、黙々と手を動かす職人タイプもいます。私はどちらかというと後者のタイプ。プレゼンやディレクションが上手い人と比べて、焦ってしまうことも......。

口数は少ないけれどアウトプットのクオリティが高くて、デザインの力でクライアントにアピールできる先輩など、自分なりのロールモデルを見つけることで、課題に向き合っています。

ー最後に、カヤックに新卒で入社する後輩にひとことお願いします。

私はWEBデザインにはあまり詳しくなくて、入社後に数をこなすことで何とかなりました。学生時代から、WEBやエンジニアリングにも興味を持って接し、自ら学ぶ姿勢があるといいですね。
そして、自分の得意なことや好きなことは、どんどん発信してみてください。デザイナーとして入社したけれど今は企画職に就いているなど、職能を超えて活躍する人も多いです。多様な働き方ができるカヤックなら、自分の可能性を最大限に活かして、つくることを楽しめると思います。

取材・文 二木薫

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