2010.05.22
佐藤純平のお悩み相談
KAYACにはいって3年以上がたちました。
部下をもつようにもなり、仕事を頼んだり、教えたりするようになりました。
最初は誰とでもすぐ打ち解けてわきあいあいとやっているのですがその先で行き詰まってしまいます。
というのも僕はどうもうまく怒ることができません。
どうしても笑いの方向に流れて行ってしまってずるずる行ってしまうことが多いです。
見かけ的に優しい方向に行動することはできますが、それは本当の優しさじゃない気がしたりもして。
もっと人を引っ張っていける貫禄や人格を身につけたいです。
やなさんは相手のステージを考えてあえて厳しいことをいったり、タイミングをしっかり見極めていると思います。
会社や部下をひっぱったり、人間関係を築いていく上で意識していることがありますか?
自分の中のルールやエピソードなどなんでもいいのでよろしくお願いします!
おっと、前回に続きまた本気の質問ですね。
本気の質問には本気の回答が必要ですかね。
人格を磨くということにおいてはこれは一生もんの課題だといえます。
なので、正解はないのじゃないかなぁ・・
でも1つだけアドバイスするなら、単純なことですが、自分だったらこういう上司の下で学びたいと思うだろうなという人間になれるよう努力するといいのではないかと思います。
その時に、仕事における職能面と人格面の両方で考えた方がよいです。
例えば、僕がこういう人の下で学びたいと思う人は、人格的には、変わり続けようと努力している人です。だれにでも未熟な部分はあります。それを素直に受け止めていく人が良いです。
職能的には僕よりもアイデアがある人がいいです。そして、自分のアイデアの価値を感覚でわかる人がいいです。
このどちらか一方ではなく、両方そろってる人の下がいいですね。
……と、このように自分の目指すべき上司像というのは人によって違うのだと思います。
大事なことはどこを目指すかです。
で、結果、いろんな上司がいていいと思います。
捨てる神あれば拾う神あり、上司と部下の相性もあるのですから、相性のいい人を部下につければよいと思います。
それから、最後に1つ、人への優しさなんて自分に自信がない人に出るわけがないですからね。
回答者:代表 柳澤大輔