ワガシャのホープ「道家陽介」 | 面白法人カヤック

言わせてください。「この漢（ヲトコ）は最高です」

道家というこの漢（ヲトコ）、名古屋からやってきました。

ネット業界において名古屋といえば、日本最大級のチャットサービス（主に出会い系）発祥の地と言われているとかいないとか。

出会い系などの男女にまつわるサービスといったものに関しては人間の永遠のテーマでして、このWEB業界においても最新の動画技術にしても、最新のスパムメールにしても、まずはそこから生まれてくるといっても過言ではありません。

だからでしょうか、名古屋出身のFlashcherと聞くと、一目置かれる存在であることは間違いありません。

……と、出身エリアから無理やり話しをこじつけるのは無理でした。

そういえば、ここでこの漢（ヲトコ）の入社当時のエピソードを思い出しました。

入社早々ぜんいん社長合宿につれていかれた日の、その夜。

「参加してみてどう？」と聞いたところ、彼はこういいました。

「正直、入社する前は、カヤックやクーピーのサイトにはいい事ばかり書いてあるけど、実際はギャップも結構あるだろうなと、冷めた目で見ていた。でも入ってみて、冷めた状態をよしとしない、熱いことは熱いといえる仲間がいると思った。理想論を語っていいのだと思った」

そんな感受性を持っていることを証明するかのようについたあだ名が「ツンデレ」。

一見クールなのに、中身は年々熱くなっているという意味です。

まず、第一に人の面倒見がよい。

後輩や同僚のやってることをしっかりと見ているだけではなく、時には愛のある鉄拳で叱咤激励をしたりする。メーリングリストでの僕の発言も、必ず拾ってくれます。
その面倒見の良さが災い（？）して、ついつい人が困っていると助けてしまう。

特に自分の抱えている案件が炎上（※スケジュールが押している）のにもかかわらず、他の開発陣のお手伝いをしてしまう。その前に、自分の仕事は大丈夫なのか？と心配されそうですが、そんな献身的な彼の姿勢が評価されたのか、カヤックの年末の忘年会で行われる「なんでもランキング」の中で、「今年もっとも寝てない人」ランキング堂々の１位……を獲得。

そして、見た目も含め天性の教官属性で、人に教えるのが心の底から好きなのでしょう。誰も頼んでないのに、朝9時から色々な「道家講習会」を開くことで社内では有名です。

ただ、クーピーの女子デザイナー2人に半ば強引にフラッシュのActionscriptを教え込み、フラッシュ界のアイドルを育成しようと試みていたようなのですが、そういえばその後の進捗を受けていない。あの計画はいったいどうなったのでしょうか……？

あと、その社交性についてもふれておきましょう。

僕らは職業柄、パソコンの前でずっと座って仕事をしがちなのですが、彼はWEB業界のクリエイターの集りがあると必ず積極的に参加し、外部のクリエイターとのネットワークを広げようとしています。比較的内にこもりがちな人間が多い製作陣の中で、彼のその社交性は非常に頼もしいものを感じています。

この先どこまで伸びていくのか！？という末恐ろしさを覚え、武者震いさえ感じております。
せん越ながら、今後も今の自分に満足することなく、謙虚さ、素直さを忘れず、常に変化し続けていって欲しいという思いと共に、万歳三唱を贈りたいとおもいます。
賛辞者：代表 柳澤大輔