2014.03.22
「禅ハック」に参加して建長寺で坐禅をしてみた(ーj-)
先週の土曜日、3月15日の8:30から1泊2日で、鎌倉は建長寺で開催されたZenHack(禅ハック)にカヤック社員も参加してきました。
参加者は、全部で60名以上。大勢でのイベントになりました。
ZenHackは、元カヤック社員のベックが立ち上げたイベントで、チームに分かれて、テーマに沿って課題を解決するアイデアを考えたり、モックをつくったりします。
今回のテーマは「お寺の有効利用」。各チーム、外で話しあったり、部屋で開発したりしながら、2日目の発表会の準備を進めます。
みんな初対面ですが、お寺という空気がそうさせるのか、昔からの同級生のような雰囲気で、ブレストも雑談も弾みます。
1日目のお昼ごはん。お寺で食べているせいか、1品1品をていねいに食べてしまいます。
こちらは晩ごはんの1品。写真はありませんが、ビーフシチューや、鎌倉ビールも出てきました。初めて知ったのですが、和尚さんも、お肉やお酒は普通に口にしていいのだそうです。和尚さんと話すという貴重な体験ができるのも、禅ハックの醍醐味です。もちろん、お寺に行けば、いつでも会えるのですが。
1日目の午後9時に強制的に就寝し、翌朝午前3時に起床して坐禅を体験しました。
初めての坐禅体験のメンバーも多く、神聖な気分に浸りました。坐禅の「坐」は、人と人が向き合っていますが、この向き合う人は、自分自身を意味するそうです。本物の坐禅を通して、自分自身と向き合えたメンバーも多かったのではないでしょうか。
坐禅の後は、精進料理をいただきました。
ごはんの器にお茶を足し、漬物で拭くようにして、食事を終えます。
そして12時まで発表の準備を続け、その後の発表会では、各チームさまざまなアイデアやサービスをプレゼンテーション。
優勝チームには10万円、準優勝チームには5万円が配られました。
午前3時に起床したにもかかわらず、発表会では、全チームが他のチームの話を真剣に聴いていて、笑いがある中にも適度な緊張感があり、とてもいい雰囲気でした。
審査員の方がおっしゃっていましたが、最初はトイレのスリッパの向きがバラバラでした。
ですが運営側から注意が入ったあと、気づくとトイレのスリッパがビシッとそろっていました。
「2日間修行して、禅ハックに参加したみんなが、ひとつのチームだと思った」
という参加者の方の言葉も印象的です。
主催者のベックによると、第2回禅ハックの開催も予定しているので、ぜひとも参加してみてください!