2021.01.26
厚木市、コミュニティ通貨「まちのコイン」を使った神奈川県の「SDGsつながりポイント事業」2月26日開始
〜市民協働での持続可能なまちづくりを促進、「みんなでミライへあゆむまち」に 〜
株式会社カヤック(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役CEO:柳澤大輔、東証マザーズ:3904)は、神奈川県厚木市と連携し、当社が開発したコミュニティ通貨(電子地域通貨)サービス「まちのコイン」を活用した神奈川県の「SDGsつながりポイント事業」を2021年2月26日より開始いたします。
▼「まちのコイン」サイト https://coin.machino.co/regions/atsugi
SDGsの“自分ごと化”を通じてまちを活性化する
本事業は、神奈川県が、SDGsの達成を図るため、地域の社会的課題の解決に向けた活動に、ポイントを通じて、住民、店舗・企業の直接・間接的な参加を促し、地域活性化とSDGsの自分ごと化を図ることを目的に立ち上げました。2019年11月に鎌倉で実証実験を実施後、2020年2月に小田原市、2021年1月19日に鎌倉市で導入され、今回の厚木市で3市目となります。
厚木市は、2008年に位置付けた市民協働元年を契機として、国際認証である「セーフコミュニティ」*の認証取得や自治基本条例の制定、市民ふれあい都市宣言など、市民・事業者・行政が一体となった、市民協働によるまちづくりを展開してきました。SDGsの理念にも合致するこれまでのまちづくりを更に推進するとともに、SDGsの取組を通じてまちを活性化することを目的に「SDGsつながりポイント事業」を開始することにしました。
「まちのコイン」のゲーム感覚で楽しめる仕組みと、動機付けとなるポイントの獲得により、地域やSDGs活動参加へのハードルを下げ、市民の参加促進が期待されます。これまで23スポット(加盟店)が加盟し、「市街地美化清掃」や「吹きガラスの体験」などのポイント獲得と利用ができる予定です。
*「セーフコミュニティ」とは、事故やけがは、偶然の結果ではなく、予防できるという理念の下、地域住民と行政等が協働して「地域の誰もがいつまでも健康で幸せに暮らせるまち」を創ろうという取組みで、セーフコミュニティ認証センターが認証する国際認証制度
厚木市 小林常良市長のコメント
「まちのコイン」は、人と人とのつながりを通して、SDGsを知り、身近に感じてもらえる取組です。「アユモ」というコイン名には、厚木のシンボルである「鮎」に加え、SDGsの「誰一人取り残さない」という理念から、「(一人で歩むのではなく共に)歩もう」という二つの意味が込められています。厚木市ならではのバラエティに富んだ店舗などで利用できますので、ぜひ「アユモ」を使ってSDGsを体験していただければと思います。
厚木市「SDGsつながりポイント事業」概要
開始時期:2021年2月26日(金) *緊急事態宣言の状況による、開始時期が変更になる場合がございます
利用場所:厚木市全域 23スポット(1月26日現在)
利用方法:コミュニティ通貨「まちのコイン」アプリをAppStoreまたはGoogle Playからダウンロード
通貨名:「アユモ」
Webサイト: https://coin.machino.co/regions/atsugi