カヤックアキバスタジオがWebtoon事業に参入 | 面白法人カヤック

ゲーム・XR・CGアニメの企画・制作で培ったナレッジをフル活用し、ファンエンゲージメントを創出する開発会社を目指す

株式会社カヤックアキバスタジオ(本社：神奈川県千代田区、代表取締役CEO：貝畑、以下「カヤックアキバスタジオ」)は、2022年4月5日(火)よりWebtoon（ウェブトゥーン）事業（以下「Webtoon」）を開始したことを発表いたします。

2027年に164億5,000万米ドル到達予測のWebtoon市場

Webtoonは韓国で誕生後、世界標準となった縦読みかつフルカラーのオンラインコミックです。グローバルインフォメーションによると、世界のWebtoon市場規模は、2020年の23億390万米ドルとなり、2021年から2027年にかけては29.9%のCAGRで成長し、2027年までに164億5,000万米ドルに達すると予測されています(※1)。本市場に日本の様々な企業が参入を発表しており、日本でも盛り上がりをみせています。

ゲーム・XR・CGアニメで培ったナレッジをフル活用

カヤックアキバスタジオは、日本文化の象徴である漫画・アニメの聖地・秋葉原で、これまでゲーム・XR・CGアニメ分野で多数のコンテンツを企画・開発してまいりました。

ー開発事例ー

1. 家庭用ゲーム機からスマホ向けのゲームアプリの企画開発～運用など、既存IPを活用したゲームコンテンツの拡張
2. Meta社で発表された「ベストオブ2021年 日本版」のストーリー体験部門に選出されたVRアニメ「からかい上手の高木さんVR」シリーズの企画・開発
3. 歴代ガンダムシリーズ最高興収を記録した映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」内の戦闘シーンでCGのカット制作

これらの実績を通して培ったストーリーテリング・エフェクト・表現のノウハウ、UXデザインやクリエイティブに関するノウハウなどを応用し、ネーム制作から編集、キャラクターデザイン、ラフ、線画、着彩、写植といった制作における全ての範囲を受託事業として展開し、スマホでの漫画体験を追及してまいります。

今後の展望：ファンエンゲージメントを創出する開発会社を目指す

本事業を通して、Webtoon作品をより多くの方にお楽しみいただけるよう、スマホにおける新しい漫画表現を追求し、秋葉原を中心に日本のクリエイティブを世界へ発信していきたいと考えております。
また、今後の展望としてカヤックアキバスタジオでは、IP関連の様々な企画・制作の実績を増やすことで、ゲーム・アニメ・漫画など様々な分野で対応可能なファンエンゲージメントを創出する開発会社を目指してまいります。

株式会社カヤックアキバスタジオ Webtoon事業責任者　戸塚翔三 コメント

日本では紙の漫画が長い歴史の中で愛され、これまで多くの偉大な作品が生み出されてきました。Webtoonはスマートフォンに最適化した漫画の新しい表現方法として、まだまだ開拓の余地のある成長分野です。今日もさまざまな作品の中で、従来の漫画とは異なる手法や描写により独特の没入感のある演出が次々と試されています。
カヤックアキバスタジオでは秋葉原から世界へ向けて新たなクリエイティブを発信するため、これまでも数多くの新分野に挑戦してまいりました。漫画という日本の伝統文化の新たな可能性を拓く一助として、私たちはWebtoonに特化したチームと制作体制を提供したいと考えております。これまで取り組んできたゲームやアプリ、XR、CGアニメ制作といった知見を活かしながら、ぜひ私たちと一緒に日本のWebtoon市場を盛り上げていきましょう。

(※1) 「ウェブトゥーンの世界市場：市場規模・情勢・予測(2021年～2027年)」：https://www.gii.co.jp/report/qyr1036675-global-webtoons-market-size-status-forecast.html[

カヤックアキバスタジオ会社概要

秋葉原を拠点に、ゲーム・アニメ・XRといったエンターテイメントを技術力と発想力を強みに企画開発する日本的テクノロジー企業。