2023.09.07
社内コンペ「クリエイティブアワード2023」を少しだけ公開!面白法人カヤック、熱気むんむんの1日 優勝はどのチームに…!?
〜決戦に残った6チームが出場!個性豊かなプレゼン合戦〜
7月7日(七夕)、鎌倉の由緒正しきお寺、安国論寺さんにて。
とあるお堂から、熱気がむんむん漂っていました。
そう、なんと言ってもその日は、面白法人カヤック 面白プロデュース事業部の社内コンペ「クリエイティブアワード2023」(上半期)の決勝戦。
クリエイティブ案件を互いに振り返り、讃えあい、学びを得て、共に成長する、面白法人カヤックのアカデミー賞とも名高いアワードなのです。
その様子を少しだけ公開いたします!
「クリエイティブアワード」とは?
面白プロデュース事業部がローンチした案件のうち、「企画力」「デザイン力」「技術力」「なんか好き」などを加味し、事前に行った部内投票による予選を通過した6チームが出場。総合優勝を決める、社内コンペの最終決戦の場。
最終決戦はプレゼン形式で行われ、社外からお招きした豪華審査員からのコメントもいただける。さらに事業部長からのポケットマネーによる景品も!
面白法人カヤック内のクリエイティブ力の頂点を決めるアワード。
ちなみに司会を務めたのは、このアワードのためにおめかしして登場した面白法人カヤック デザイナーのべーやんとディレクターのりっちゃんです。
早速ですが、結果と共に、各チームの熱をお届けしたいと思います。
〜〜結果発表〜〜
総合優勝
超絶怒涛の阪神ファン体験ツアー チーム
甲子園球場ライトスタンドの指定席観戦に「docomo LOUNGE KOSHIEN」の利用特典が付いたチケットのプロモーション「超絶怒涛の阪神ファン体験ツアー」を企画・制作。阪神ファンの「猛虎魂」の中吊り広告が阪神電車をジャックするOOH展開のほか、阪神ファンの”超絶怒涛の応援”方法などを知ることができるWebサイトをなどをつくりました。(実績ページはこちら)
プレゼンには、プレゼンター全員が中吊り広告のコピーをグッズにしたタオルを掲げて登場。プランナー兼ディレクターを務めた、けーたが、コンペを勝ち取るまでの道のりを紹介しました。コピーライターのピエールが、中吊り広告のために、へろへろになるまでコピーを200案(!)出した制作秘話も。
この案件は「野球に興味がない若者にもチケットを買ってもらうためにWebサイトをリニューアルする」ことが与件でしたが、「野球に興味がなくても来たくなるような体験価値ってなんだ!?」を考え抜き、熱狂的な阪神ファンとの観戦をコンテンツ化する企画を考案。本来の与件にはなかったWebサイトのリニューアル以外の様々な施策も提案しました。
そして最終的には、猛虎魂を体現した74種類のコピーの阪神電車の中吊り広告をはじめとしたOOHの実施だけでなく、タオルグッズ化も実現し、人気アイテムとなりました。
トロフィーを手にしたチームは、10万ウォン(約1万円)の事業部長のポケットマネーによる食事券もゲット。
栄誉ある総合優勝を果たした、けーたからは「カヤックに転職して1年半くらいになるのですが、企画やクリエイティブでこのような賞をいただけて大変嬉しく思います」と感無量の様子でした。
(実はトロフィーはカヤック社員の手作り。透明の球体の中には、カヤックのロゴマークがあり、ア、イ、デ、アがの文字が舞っていて「アイデアが降ってくる」というのを表現しています。デザインと右側のスケッチは新卒のくるめが担当し、先輩の宮野が仲間のために頑張って作りました)
カイブツ アートディレクター 木谷さん賞
超絶怒涛の阪神ファン体験ツアー チーム
“木谷さんのハートにブッ刺さった”案件を選んでいただく木谷さん賞。木谷さんからの副賞は、クリエイターなら大興奮の、「プレゼンのカンプをつくる券」3枚(!)をいただきました!この券、前日夜に木谷さん自ら作ってくださったそうで・・・カヤック社員一同感謝です。
木谷さん曰く、「求められてないことまで提案したメチャクチャさ」が選定理由だったそうです。「そこにいる熱量のある阪神ファンをIP化する」というアイデアで切り込んだことが評価されました。
TikTok for Business 橋本さん賞
(案件ひみつ)チーム
“橋本さんのハートにブッ刺さった”案件を選んでいただく橋本さん賞。副賞として、橋本さんからTikTokグッズをいただきました!TikTokのジャケットとエコバックのセットです。場内からは「かわいい〜!」と大盛り上がり!
選んだ決め手として、「力作ばかりで悩みましたが、規模感とライブでこの規模のものをやってのけるポイントに、TikTokとの親和性を感じました。TikTokもライブに力を入れていますが、このようなことがTikTokでもできたら素晴らしいことになるなと可能性を感じました。」とコメントをいただきました。
審査にあたっては、各チームのプレゼンごとに
「新しさはどこか?」
「何人でやっていたのか?」
「ターゲットであるエンジニアの間でなにがウケたのか?」
といった審査員からの鋭い質問が続きました。
惜しくも受賞を逃してしまったチームも、必ずや次のクリエイティブに活かせる気づきを得られたようでした。
最後にゲスト審査員お2人からそれぞれコメントをいただきました。
- 橋本さん
- 「熱気があってすごいな、と思いました。みなさん、プレゼンも非常に上手で、このアワードにかける想いはなんなんだ?とも思いました。笑
- 弊社にもクリエイティブのチームがいますが、ここはみなさんどれだけ練習やったの?みたいな印象を持ったほどの熱量にびっくりしました。」
- 木谷さん
- 「私の会社は7人なのですが、あまり社員では飲みに行くことは少ないので、どうやったらこんなに活気のある会社になるのかな?と思いました。笑
- 私は『超絶怒涛の阪神ファン体験ツアー』を選ばさせていただいたのですが、それぞれみんなちゃんとチャレンジがあって、言われたことをただやっていない、ということが素晴らしいと思いました。今はなにをやっても『あれって昔やってたな』と言われがちで、つくることが難しくなっている中、一生懸命取り組んでいるのがすごいと思いました。」
また、同じくノミネートされていた「グランフロント大阪 オフィスポーツCHAMPIONSHIP 2023」も、3分という限られた短い時間でプレゼンをしなければいけないため、1スライド1.5秒でフラッシュプレゼンを披露し、観衆を惹きつけていました。担当者の黒木曰く、「スポーツばりに走り切りました!笑」とのことです。
当「クリエイティブアワード2023」は、若手クリエイターにも良い刺激になりました。
審査員のみなさん、そして各案件に関わってくださったクライアントの皆さま、ご関係者の皆さま、ありがとうございました!
取材・筆:面白法人カヤック 広報 渡邊好惠(ぴーち)