2015.04.01
CEO直下のチーム873号室発足&「フリープロデューサー制度」開始!
カヤックには「プロデューサー」という職種があります。「プロデューサー」とは、カヤックの1つひとつのチーム責任者のことです。
そのチームにはどんなクリエイターがどれだけ必要か、諸経費はいくらかかるか、また売上目標・利益目標まで、全て自分で考え、3か月に1度の経営陣や各プロデューサーとの協議にかけて設定することができます。
この度、カヤックは、プロデューサーの中に「フリープロデューサー」というポジションをつくることにしました。
チーム責任者という意味では、通常のプロデューサーと同様ですが、より「自由度」が高いのが特徴です。
所属部署は、代表取締役CEO柳澤大輔直下の「873(ハチナナサン)号室」
言うならば、社内起業に近いかもしれません。フリープロデューサーに向いているのは、以下のような方たちです。
既に自分のサービスを持っていて、カヤックのブランド、あるいはカヤッククリエイターの力を借りて、思う存分サービスを伸ばしていきたいと思う外部の方。
社内のなかで新規サービスをやってみたい。リスクを背負ってでも、成功報酬型で自由にサービスを率いたい、という社内の方。
カヤックの理念に共感している方や、カヤックの仲間を信頼して働きたいけど「半起業的」にやりたい、という方。
■報酬や雇用条件について
カヤックでは、プロデューサーはじめ、クリエイターの報酬は「実力ランキング」により決定していますが、フリープロデューサーの場合は、カヤック代表取締役との直の交渉により、希望の報酬額を決定することができます。
「目標が未達だったらどうするのか?」
「目標を大幅に超えた場合のインセンティブは?」
「ストックオプション等を組みいれた報酬設計などはあるのか?」
などについても、他の社員と同じルールを適用せず、フレキシブルに決定していきたいと思っています。
勤怠についても柔軟に、事業部の所在地、また事業部メンバーの雇用形態についても、諸条件に応じて決定します。
これらは半年ごとに見直していくことにはなりますが、結果さえ出していれば、より自由度の高い環境で仕事ができるポジションです。
ちなみに、事業が伸びてきてスピンアウトしたい、などのケースが出てきた場合も、話し合いながら双方にとって良いかたちを考えていければ、と思っています。
■お互い信頼し合える関係がいいです
ご自身の事業に属するクリエイターの採用に関しては、カヤック人事部が通常運用している一括採用のフローに沿っていただきます。
つまり、働く仲間に関しては、カヤックという会社の価値観を信頼していただくことになります。なぜなら、共に働く仲間こそがカヤックの最大の肝だからです。
また、「仲間を助ける力をもて。仲間に助けてもらう勇気をもて。」という言葉を大切にしているカヤックですので、自由度が高く独立したチームを率いていたとしても、お互いの事業シナジーを考えたり、各プロデューサーの成長のために話し合ったりなど、相互関係を築いていきたいと思っています。
そのため、定例のプロデューサー会議や、全社員対象の「ぜんいん社長合宿」への参加は必須です。
以上が、フリープロデューサーの仕組みの概要です。
なお、この度、カヤック初のフリープロデューサーとして、株式会社JAGMO代表取締役の泉志谷忠和(みしやただかず)さんを採用いたしました。
泉志谷さんは、新卒でカヤックに入社し1ヶ月で退社、株式会社JAGMOを立ち上げたという人物です。「ゲーム音楽を音楽史に残る文化に」のビジョンのもと、高い芸術性を保持するオーケストラ公演を実施しています。
カヤックが提供しているコンテンツとの親和性も高く、お互いのシナジーが見込めるということから、カヤックの一員になっていただきました。
「フリープロデューサー」としてカヤックにジョインし、「873号室」で事業をやっていきたいという方を、お待ちしております。
フリープロデューサー制度「873号室」
http://www.kayac.com/company/institution