2015.03.26
日本初!?お寺で株主総会&ブレスト
まだ風は冷たいけれど、春の息吹を感じる今日この頃ですね。鎌倉も今日はお散歩日和でした。
北鎌倉駅を降り線路沿いを進み、やってきたのは日本最古の禅寺、建長寺。
今日は、建長寺の境内で、面白法人カヤック第10回目の「定時株主総会」が開催されました。
お寺で株主総会なんて、ちょっと聞いたことないですよね。
この時点では本当にここで開催されるのか、少し疑ってしまいます…。
観光気分で門をくぐり、案内表示に従って進みます。
中にはカメラをぶら下げた観光客がたくさん。梅の花もちょうど見頃で、綺麗に咲いていました。
奥に進んでも、会場らしきものは見たりません。
あ、もしかしてあれかな。
会場はいちばん奥にありました。
靴を脱いで上がると、一階の左手すぐの場所に、「カヤックのしごと展」の展示会場が。
中には、すでに「面白株主」こと株主の皆さまたちがいて、カヤックが過去に開発・リリースしたサービスを体験していました。
(※カヤックでは、株主の皆さまのことをカヤックを一緒につくるメンバーだと考え、「面白株主」と呼んでいます。)
興味を持って色々質問をくださる方も多く、ずいぶん盛り上がっていました!
……
そして、午後1時。2階の畳の大広間で、株主総会がはじまりました。
駅から少し距離があるにも関わらず、たくさんの面白株主さんたちが足を運んでくださいました。
最初に、CEOの柳澤から挨拶があり、その後、順に、第10期の事業報告、信任決議を行いました。
会場が盛り上がったのは、株主総会後の「カヤックってこんな会社」
ということを1分間で伝える「小咄(こばなし)」のコーナー。
4年間カヤックの監査を務めた佐田さんは、「カヤックで働く人は、真面目で良い奴ばかり。
変わっているように見えて、みんな原理原則を守っている。」とあたたかい言葉をくれました。
その後も、
「ブレスト(ブレインストーミング)はカヤックのエンジン。」
「開発者が楽しんでいるサービスは成功する。」
「笑顔って最大のジブンゴト化。」
「仮想敵をつくらない。」
など、カヤックらしい話がいくつも飛び出しました。
会場が柔らかい雰囲気になってきたところで、発表されたのは「面白株主制度」。
面白株主の皆さまに、一緒にカヤックをつくっていってほしいという気持ちを込めてつくった仕組みです。
ひとつ目は、アイデアを出し合うウェブ上のコミュニティ「株主会議」。
https://kbns.kayac.com/
毎月カヤックが提示するテーマに基づき、ブレストをしながらアイデアを自由に出せる場です。
ふたつ目は、「株主人事部化大作戦」。
http://www.kayac.com/ir/kabujinji/
「面白株主の皆さま、もし周りにカヤックに向いてそうな人材がいたらぜひ紹介してください!」という制度です。
これは、昨年開始した社員全員が採用活動に参加する「ぜんいん人事部化計画」から発展したアイデアです。
こうした制度を通して、面白株主の皆さまが、一緒にカヤックをつくる!という気持ちになってくださるといいな、と思います。
……
とはいえ、どう関わっていけばいいか分からない!という方のために、今回は、よりカヤックの文化を体感してもらおうと、総会後に「ブレスト」を体験できるワークショップを行いました。
「ブレスト」は、ブレーンストーミングという、会議でアイデアを出す手法のこと。
カヤックの社内では毎日至るところでこのブレストが行われていて、カヤックのすべてのサービスはここから生まれています。
「もっと社員を採用する方法」というテーマで、社員と面白株主の方たちが複数のチームに別れ、円になってブレストを行いました。
はじめは皆さん遠慮されているようでしたが、後半になるとぽんぽんアイデアを発言している方もいて、あちこちで笑いが起こっていました。
「壁ドン採用」とか、「七光り採用」とか、場所が場所だけに「座禅採用」とか、20分という限られた時間のなかで、面白いアイデアがいくつも出ました。
今後、こうしたブレストから本当に採用されるアイデアも出てくるかもしれません。
面白株主の皆さまには、どんどんカヤックのことをジブンゴト化して、関わってきて欲しいと思います。
そのために、こちらもどんどん参加しやすい仕組みづくりを進めていきます。これからもよろしくお願いします。
以上、鎌倉、建長寺からのレポートでした!