2017.04.01
「短期的な配当や優待よりも、今後も価値向上に集中を」第12回株主総会レポート
カヤック第12回目の「定時株主総会」。今年も日本最古の禅寺 鎌倉・建長寺で開催されました。
カヤックは個性を大切にする文化が根付く鎌倉の地に開発拠点を構える予定ですが、株主の皆さまにもカヤックが鎌倉という土地を選んだ理由を体感いただきたく、今年も鎌倉建長寺の多大なご協力をいただき開催することができました。
靴を脱いで上がると、ニ階に上がってすぐの場所に、カヤックVR部のVR体験ゾーンが。総会開始前にもかかわらず、すでに「面白株主」こと株主の皆さまがVRを体験されていました。
(※カヤックでは、株主の皆さまのことをカヤックを一緒につくるメンバーだと考え、「面白株主」と呼んでいます。)
お次は、昨年に続き、ブレスト体験。カヤック社員がファシリテーターに加わり、株主の皆さまと一緒にブレストを実施し、各テーブルで出たアイデアを発表していただきます。ちなみにお題は……「株主の皆さまから求職者を紹介頂く制度の改善案」!
カヤックでは、全社員が人事部に所属し、採用活動を行っていますが、同じように、株主の皆さまにもカヤックに必要な人材をご紹介いただく「株主人事部化大作戦」を展開しています。今回は、その改善案をブレストさせて頂きました。
ブレストの結果、「株主にカヤックの名刺を配る」「VRでカヤックの仕事を体験」「正社員の紹介はハードルが高いので、複業採用から始める」など、今後の「株主人事部化大作戦」の展開が楽しみな案をたくさんいただくことができました。
そしていよいよ総会本番。大広間に皆さまお集まりいただき、厳かな雰囲気の中、開会しました。最初に代表の柳澤から挨拶があり、その後、第12期の事業報告、質疑応答、議案承認を行いました。開発拠点への投資、配当や内部留保に対する考え方、「短期的な配当や優待よりも、今後も価値向 上に集中してほしい」など、さまざまな貴重なご意見、質問を承りました。主なQ&Aはこちらをご参照ください。
総会終了後はそのまま、「おまけ株主総会」を開催。取締役会のメンバーが、取締役からみたカヤックの会社紹介、自身の所感について話す「小咄(こばなし)」のコーナーでは、新任の社外取締役・森川さん、佐渡島さんから、それぞれ「原点である人を中心に考えた経営理念から決してズレないようサポートし、一方で創業者は独善的になりがちなので、現役の経営者として時に直言させて頂きたい」「一流のクリエイターに編集者が問いかけることでコンテンツの価値は最大化していくが、同様に問いかけることでカヤックのコンテンツの価値を上げていきたい」という現役経営者ならではのお言葉があり、温かく、時には厳しくカヤックを見守ってくださっているのが伝わる一幕でした。
そして最後は、面白株主制度第4弾「全国縦断!バスで旅する投資家説明会」の発表で締めくくりです。2017年9月下旬に、代表の柳澤が全国をバスで縦断し、個人投資家の皆さま向けの説明会を行う予定です。
面白株主の皆さまには、今後もより一層カヤックにご興味をお持ちいただけるよう、一緒に世の中を「面白くする」仲間になりたいと思っていただけるよう精進してまいります。改めてカヤックをこれからもよろしくお願いします。