石垣島にある創業72年の泡盛メーカー、株式会社池原酒造に出資 | 面白法人カヤック

株式会社カヤック(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役 CEO:柳澤⼤輔、東証グロース3904、以下「カヤック」)は、石垣島で泡盛「白百合」「赤馬」を製造する泡盛メーカー株式会社池原酒造（本社：沖縄県石垣市　代表取締役：池原　優）に対し、2023年5月17日付で第三者割当増資による出資を実行したことをお知らせいたします。

出資背景

カヤックは、地域固有の魅力を資本と捉え「地域資本主義」を提唱し、地域活性化プラットフォームサービスとして、その人らしい暮らし方をみつける移住スカウトサービス「SMOUT」や、人のつながりをつくりその地域が好きになるコミュニティ通貨「まちのコイン」等を自治体や企業に提供しています。
一方、株式会社池原酒造は、1951年の創業から沖縄県石垣市内で昔ながらの手法を貫き、全ての工程を手作業でお酒を仕込んでいる泡盛メーカーです。泡盛の中でも独特な味と香りに定評のある「白百合」と「赤馬」を作り続けている一方で、戦前のイヌイ菌を使った「白百合」の復刻をクラウドファンディングで資金を募り実現するなど、高齢化が進む産業の中で、新たなチャレンジをし続けています。

沖縄の文化資産でもある泡盛は、石垣島の地域資本の一つであるとカヤックは考えています。その泡盛の伝統製法を守り、作り続けながら泡盛の魅力を国内外に発信し、石垣島の地域資本増大に貢献する池原酒造を支援したいと今回の出資に至りました。
沖縄県には、カヤックが運営する空港内の工芸品「Dear Okinawa」（2023年夏リニューアルオープン予定）の他、面白法人グループの石垣島最大規模のコワーキングスペース「チャレンジ」を運営する株式会社カヤックゼロ、沖縄リゾートウェディングを含むブライダル事業・沖縄マリンスポーツ事業などを運営する株式会社サンネットがあります。今後は、カヤックおよび同グループ2社が池原酒造と協働しながら、商品開発やイベントなど泡盛の文化を発信する取り組みなども検討していきます。
面白法人グループは、地域に貢献し、地域と共に成長していく地域企業を応援していきます。

池原酒造 オリジナル泡盛をつくれるサービス『仕込み買いプラン』

池原酒造は、小ロット生産の蒸留所の特長を活かし、4月15日よりオリジナルの泡盛をつくれるサービス『仕込み買いプラン』をスタートさせました。本サービスでは、購入者が使用する酵母や黒麹の配合から、瓶の種類やラベルまでを酒造と一緒に考え、また自ら仕込みを体験し、完全オリジナルの泡盛を作成します。
カヤックは本サービスの第一号として『仕込み買いプラン』を体験し、カヤックオリジナル泡盛を作成いたしました。

株式会社池原酒造 会社概要

社名：株式会社池原酒造
本社：沖縄県石垣市字大川175
代表者：池原　優
設立：1951年1月
資本金：700万
主な事業：泡盛の製造、販売
会社HP：https://shirayuri-ikehara.com/