Jリーグ初!?FC琉球のうむさん(面白)なユニフォーム広告の制作秘話 | 面白法人カヤック

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2024.02.19

Jリーグ初!?FC琉球のうむさん(面白)なユニフォーム広告の制作秘話

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カヤックはFC琉球OKINAWA(以下:FC琉球)の面白パートナーとして、ともにクラブチームづくりに参加することになりました。

早速、2024シーズンユニフォームの鎖骨スポンサーになり、広告を出すことが決定!

「せっかくだからカヤックらしくて面白い広告を考えてみよう!」ということで、社内でブレストが始まりました。

左右それぞれ50cm²という限られた面積の中で、面白い広告を作るにはどうしたらよいか、議論と試作を重ねました。そこでのアイデア出しの過程を、紹介したいと思います!

試行錯誤の連続から生まれた広告デザイン

広告の掲載を決めた段階で、すでに2024シーズンのユニフォームは発表されており、受注販売も開始されていました。そこで「あえて目立たない、小粋な広告」という方向のアイデアを検討しました。

「さすがにこれだと誰も気が付かない・・・」という意見がでて、ボツに。

続いて、もう1つ。

「いくらなんでも謙虚すぎる・・・」という意見がでて、こちらもボツに。

「あえて目立たない、小粋な広告」の方向は辞めました。

一旦会社名とロゴを少し工夫して入れてみることにしました。

沖縄の言葉で「面白い」は「うむさん」と言うそうです。そこで面白法人をひねって「うむさん法人カヤック」のロゴはどうでしょう。

「うむさん法人は響きがかわいい!でも、沖縄の人でもうむさんという言葉を知っている人はそんなに今は多くないという意見もあります!・・・」とのこと。

また、
「ロゴマークとうむさん法人とカヤックと3つの要素をいれるともう小さすぎて読めない」という指摘も。

そこで、

「文字も大きくなったしいいかもしれない・・・」とこの方向で進めることになりました。

一方で、ロゴや社名をいったん出さずに、自由に考えてみるという試行錯誤もしてみました。

「これはビルの屋上とかによくあるやつだけど、カヤックが広告主だとわからないです・・・」
という意見がでてボツに。さすがに自由すぎたようです。

続いてもう1つ。

「これも、さすがに意味がわからないです。でも、見た目がインパクトはある。シンプルなのも良い・・・」という意見が出たので、なんらかこの方向を突き詰めてみるのもありかもということになりました。

そこで出たアイデアがこちらです。

オノマトペとは、マンガの中にでてくる擬音語・擬態語です。

「これは意外と良いかもしれない」ということになりました。

というのも、カヤックは昔からマンガ表現を愛しているからです。

このアイデアがでたところで、左右の位置を入れ替えてみました。

オノマトペとチームのエンブレムが組み合わさっていい感じな気がしてきました。

ただ、「広告が多すぎてごちゃごちゃしている」という意見もでました。

そこで、社名とオノマトペを両方目立たせるのではなく、オノマトペを強調してみようということになりました。

うむさん法人をユニフォームに馴染ませるよう、色んな色や文字の組み合わせを試してみました。

これはよさそうです。

ある程度の着地が見えたところで、

「もう一工夫できないか?」という問いを出してみました。

カヤックでは、最後の最後にもう一踏ん張りしてみる、これはよくあることです。

その際に1つのヒントとなるのが、経営理念です。

「つくる人を増やす」

アイデアが閃きました。

「選手ごとに、好きなオノマトペのデザインを選んでもらう」というアイデアはどうでしょう。

「例えば、フィールドプレイヤーの11人が、全員違うオノマトペというのは面白い!」と意見が一致。

ただ、それはJリーグのユニフォーム規定上無理でした。

でも、規定によれば、ホーム戦のユニフォーム(フィールドプレイヤー/ゴールキーパー)、アウェイ戦のユニフォーム(フィールドプレイヤー/ゴールキーパー)のユニフォームごとに広告を変えるのはOKとのこと!

そこで、FC琉球に所属する選手からの人気投票で、ユニフォームごとに異なるオノマトペ広告を掲載しよう!ということになりました。

早速30種類のオノマトペを作成し、ポジション(フィールドプレイヤー/ゴールキーパー)ごとに人気投票を実施しました!

その結果がこちら!

人気投票の結果をもとに、完成した4種類のユニフォーム広告がコチラ!!!

ホーム用のFPユニフォームは、迫力があって格好いい「ドン!!」

ホーム用のGKユニフォームは、ポップな印象の「わくわく」
※投票時はカタカナ「ワクワク」でしたが、可読性が低かったため、ひらがなに調整

アウェイ用のFPユニフォームは、沖縄らしさをアピールできる「イーヤーサーサー」

アウェイ用のGKユニフォームは、インパクト抜群の「!?」

こうして、選手と共につくり、4種類のユニフォームごとに異なる広告デザインを採用するというJリーグ初のユニフォーム広告が完成しました。

ちなみに、実際には、ここに紹介した何倍ものボツ案が存在します。その一部を紹介させていただきました。カヤックは、今後も多くのアイデアを出し、ボツ案や失敗を繰り返しながら、今後も頑張っていきます。
もちろん、もっといいアイデアがあればどんどん乗り換えていきますので、ご意見、アイデアお待ちしております。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

なお、完成したユニフォームはFC琉球の公式サイトにて、受注生産を受け付けています!

(FC琉球サイトの受注販売開始ニュースリンク:https://fcryukyu.com/news/45756/

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