2025.04.25
【社内コンペ】「クリエティブアワード2025」開催

「クリエイティブアワード」は、昨年中に面白プロデュース事業部が企画した案件のうち、部内で事前投票し、予選を通過した7案件がエントリーされ、総合優勝を決める社内コンペの最終決戦の場です。
言い換えれば、
去年1年間の仕事の中から、
一番面白仕事を決めるアワード
です!
今年も社外からお招きした豪華審査員と個性豊かなプレゼンで多いに盛り上がりました。

結果発表
グランプリ(総合優勝)
JA全農「マッスル・ベーカリー」
JA全農が、厳しい酪農経営を支えるためスキムミルクの認知拡大と利用促進を目的としたプロモーションを展開。面白法人カヤックが企画、運営を担当し、2024年11月29日の筋肉の日から3日間、筋肉の形をしたパンをマッチョな店員が無料で提供する「マッスル・ベーカリー」をオープンしました。

実績:https://www.kayac.com/service/client/2014
生乳生産に必要な飼料などの価格が高騰しており酪農経営は過去に例をみないほどの厳しい状況が続いています。スキムミルクの需要を喚起して利用促進に繋げたいという熱いJA全農さんの想いを伝えるかのような、熱いプレゼント繰り広げたマッスルベーカリーチーム。
原宿さんは「楽しい企画で参加者も嬉しいし、酪農家さんにも嬉しい良い企画」と評価。佐々木さんも「話題作りが上手。5分で整理券が完売というのがすごい。スライドの完成度も高いですね」とデザイン性にも高評価いただきました。

テクニカルディレクター君塚史高さん賞
白泉社『ドカ食いダイスキ!もちづきさん』第一巻発売記念 巨大キャベツピールオフ広告
まるよのかもめ氏による「ドカ食いダイスキ!もちづきさん」(白泉社)のコミックス第1巻の発売を記念し、東京メトロ新宿駅メトロプロムナード内にピールオフ広告を掲示。カヤックは本広告の企画・制作を担当しました。
実績:https://www.kayac.com/service/client/2008
カヤック初のピールオフ広告。全長12メートルに及ぶ“ドカ盛り”な本広告は、食べることが大好きな主人公もちづきさんが深夜のコンビニで大量購入した商品を「千切りキャベツ」で隠す名シーンをオマージュ。360袋の実物大「千切りキャベツ」パッケージでもちづきさんの本性を“緑地化”しました。
パッケージの「千切りキャベツ」はカヤック社員が実際に千切りしたり、撮影の後は漫画の中で登場するもちづきさんお手製の「コンビニ食材寄せ集めお好み焼き」を忠実に再現し、制作陣で美味しく食べたり。作品の世界観にどっぷり浸かって制作された本広告。
このユニークさが理由かと思いきや、君塚さんがこのチームに決めたのは「プレゼンしている参加人数が一番多いから」!!??
世の中にはOOHとか広告は数多あるので、自分が選ぶなら「一番楽しそうに働いている奴ら」ということで、プレゼンの人数で決めたそうです。
アウトプットされたものではなく、チームワークの良さを見る視点がさすが君塚さんです。

アートディレクター 佐々木智也さん賞
古谷乳業『物語のあるヨーグルト』
古谷乳業とカヤックがタッグを組んだ『ミルクの束縛 ミルクコーヒー』に続く第二弾、「『義務』『贖罪』からの解放」をコンセプトにした『物語のあるヨーグルトシリーズ』。「絵本を読むようにヨーグルトを楽しんで味わって欲しい」という思いから生まれた新ヨーグルトブランドです。
実績ページ:https://www.kayac.com/service/client/2002

”食べる絵本”をイメージしたデザインは、牛乳離れが進む子どもたちや、健康のためという「義務感」でヨーグルトを選ぶ大人たちへ、絵本を読むようにヨーグルトを楽しんで味わって欲しいという思いが込められています。
絵本のタイトルのような商品名、蓋を開けるとその絵本のあらすじが書かれており、絵本をめくるように、ヨーグルトを食べる体験設計がなされています。
このデザインに佐々木さんは「(デザイナーにとっては)宝物みたいな仕事。自分がカヤックにいる時にやりたかった」と絶賛いただきました。
原宿さんも「ナラティブを商品に上手に取り入れている。話の続きが読みたくなる」と物語の世界観にハマっていました。

「オモコロ」二代目編集長 原宿さん賞
サントリー『LIQUOR GAMERS ROOM』
洋酒を嗜みながらボードゲーム(ボドゲ)を楽しむ大人のコミュニティ
「LIQUOR GAMERS CLUB supported by SUNTORY(以下LGC)」(主催:株式会社カヤック、協賛:サントリー)が、昨年オープンさせたプライベートレンタルスペース「LIQUOR GAMERS ROOM」。
抽選で1日1組限定で期間限定オープンした際は、抽選倍率が最大270倍となるなど大きな反響が!そこで、常設化が決定。現在もテレビで紹介されるなど人気スポットとなっています。
https://LiquorGamersClub.jp/room/

『LGC』は、レンタルスペースの他にも、BARが舞台のオリジナルのボードゲームを4種企画制作し、販売している。どのゲームもゲームマーケットやオンライン販売で人気となっていて、完売御礼です。
ボドゲの開発やレンタルスペースなど幅広く活動する『LGC』に、原宿さんが「すごい!」と絶賛。佐々木さんも「場作りが上手で、クオリティが高い。ぜひ行ってみたくなる」と興味津々でした。

最後に、事業部長の阿部から一言。
「どのプレゼンも良かった。もちろん、ここに選ばれていない案件でも、面白いコンテンツは沢山あって全部のプレゼンをさせてあげたいくらい。
来年もこのクリエイティブアワードのプレゼンに残るように、みんなでクリエイティブのパワーをアップさせていってください!」
審査員のみなさん、そして各案件に関わってくださったクライアントの皆さま、ご関係者の皆さま、本当にありがとうございました!
2025年にもぜひご期待ください!
