健気すぎるFC琉球の公式マスコット『ジンベーニョ』を応援したくなる件 | 面白法人カヤック

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2024.06.06

健気すぎるFC琉球の公式マスコット『ジンベーニョ』を応援したくなる件

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今年の5月にカヤックへ入社しFC琉球のSNSなどを担当している元芸人のしんぷる内藤と申します。
2024年2月、面白法人カヤックが「面白パートナー」になったJ3のプロサッカークラブFC琉球。
沖縄を本拠地とするFC琉球には公式マスコットの『ジンベーニョ』がいる。
実はこのジンベーニョが最近密かに話題になっていることをご存知だろうか。
今回はそんなジンベーニョの愛くるしさ、健気さをお伝えしたく記事を書かせていただきたい。

そもそも『ジンベーニョ』とは?

まずはジンベーニョについてご説明させてください。
ジンベーニョは某水族館で生まれたジンベエザメである。
彼は【外の世界でサッカーをやりたい】という強いサッカー愛を持っており、その強い思いに神様が心動かされ、神様から足が生える魔法のシューズをプレゼントされた。
神様からは、
「ジンベーニョよ、このシューズを授ける代わりに、FC琉球をサポーターと共に大海原(上のステージ)へと導くのじゃ!!」
と言われ、正式にFC琉球のマスコットとなった。
実にツッコミどころの多い経歴かもしれないが、その愛くるしいフォルムと『〜にょ』という口癖でじわじわとSNSを中心に話題になっている。

年俸はパイナップル3つ

ジンベーニョの年俸はなんとパイナップル3つ。
東京ヤクルトスワローズの『つば九郎』でも最初は年俸2896円、ヤクルト飲み放題という契約だったが、ジンベーニョはパイナップル3つのみ。
さらにリーグが昇格してもボーナスはパイナップル100個のみという、ジンベエザメが普段食べることのないであろうパイナップルが契約条件の非常に過酷な労働条件でマスコットを務め上げている。
こういったところにも文句ひとつなく働いている姿が非常に可愛いのである。

全くうまくいかない自撮り

ジンベーニョはサッカーマスコットなので当然グラウンドに出向く。
先日の試合ではグラウンドにいる際に自撮り棒を持って自らを撮影したようだが、その自撮りがなんとも上手くいかず、ジンベーニョの姿が全て収まりきっていない。
4枚目の動画ではカメラが揺れ動く中でジンベーニョがギリギリ写っているという自撮り初挑戦の奮闘が伺える。

リンク:https://x.com/jinbe_nho/status/1791068379912282294

そんなジンベーニョが最近AIを手に入れた!

そんな不器用なジンベーニョだが、最近とある投稿が密かに話題を呼んでいる。
それが『生成AI』を活用した投稿であり、自ら #AIベーニョ というハッシュタグまで作っている。

生成AI(または生成系AI)とは、「Generative AI:ジェネレーティブAI」とも呼ばれ、さまざまなコンテンツを生成できるAIのことである。従来のAIが決められた行為の自動化が目的であるのに対し、生成AIはデータのパターンや関係を学習し、新しいコンテンツを生成することを目的としている。
引用元:https://www.nri.com/jp/knowledge/glossary/lst/sa/generative_ai

そんなジンベーニョが生成AI技術を駆使して作成した画像は大きな反響を呼び、4月22日に行われたルヴァンカップのガンバ大阪戦において、彼のマスコットを彷彿とさせるポスターが作成された。
この投稿には約1,000いいねがつくなど、大きな反響を得ていたのである。

リンク:https://x.com/jinbe_nho/status/1781625651495317582

これ以外にもジンベーニョは生成AIで数々のクリエイティブを生み出しているのだが、その画像がなんとも言えないシュールな雰囲気を醸し出しているので是非ご覧いただきたい。

カッコよくない

これはAIを使い始めた当初の投稿である。
部分的にAIを使用したのだろうか、これが実にカッコよくない。
もう少し何かやりようはあったかのように思うが、AIを操作する技術がまだ備わっていなかった時の初々しい投稿である。

リンク:https://x.com/jinbe_nho/status/1776541596684869727

理想がすごい劇画風ポスター

この投稿は前途のルヴァンカップでガンバ大阪につづき対戦したセレッソ大阪と対戦する際に、相手マスコットと自分を映画風ポスターにオマージュして作成した生成AIである。
ガンバ大阪の際も同様ではあるが、全体的には非常に格好よく仕上がっていて生成AIの技術も格段にUPしているのが良くわかる。

リンク:https://x.com/jinbe_nho/status/1792506126610882883

しかし本来、ジンベーニョはジンベエザメなので穏やかな性格なはずだが、このイラストではかなり凶暴化し格好良くデフォルメされており、ジンベーニョは本当はこんな感じのサメになりたかったのだと推測できる。
それは無理だ、ジンベーニョ。

讃岐戦でのうどんスタジアム

J3のカマタマーレ讃岐戦では、讃岐だけに『うどん』にちなんだ生成AIを作成。
うどんで囲まれたスタジアムではその異様さに「モンブランみたい笑」「お腹が減ったらたべられる」など多くのコメントが寄せられた。
リンク:https://x.com/jinbe_nho/status/1784873225866051781

そしてこの画像の出来が良かったため、FC琉球公式がポスター化してリメイク。
【つるっとした戦いがそこにある、いただきます】というコピーを添えてFC琉球Xで投稿したところ、ジンベーニョアカウントよりも多くのいいねを獲得するというなんともジンベーニョらしい結果となった。

その不器用さがジンベーニョの魅力!

ここまでで皆さんにはジンベーニョの愛くるしさ、健気さを理解していただけたと思う。
試行錯誤して作っても格好良くならず嫌われてしまうこともあるが、その成長記録を見ているとなんとも応援したくなるのがジンベーニョの魅力の一つなのかもしれない。
これからもどんな画像を生成AIで作り出してくれるのか、非常に楽しみであると共に、ぜひとも多くの方にジンベーニョを知っていただきたいと思うのである。

2024年6月26日追記

推しのジンベーニョがユニフォームになった!

カヤックが推しまくりのジンベーニョ。選手がきるJリーグの公式ユニフォームにも採用されちゃいました。
ジンベーニョの可愛い顔を大胆にあしらった2024シーズン3rdユニフォーム。24シーズンに絡めて「24(にょ)」の語呂合わせから、ジンベーニョが起用されたそう。胸の「にょ」のオノマトペも可愛い。
ぜひ、受注販売開始をチェックして欲しいです。

(文・しんぷる内藤)

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