「回転する開店祝い」の誕生秘話! | 面白法人カヤック

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2024.06.27

「回転する開店祝い」の誕生秘話!

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開店祝いの花輪を、本当に”回転”させちゃった卓上サイズの「回転する開店祝い」がXで話題になっています!
これは、カヤックのエンジニア兼プランナー宮野 有史が自主制作でつくったもの。
なぜつくろうとおもったのか?本人に直撃インタビューしてみました!

カヤックがリブランディングをお手伝いしたエレベーターの押しボタンや到着灯などをつくるオーダーメイドのモノづくり企業、島田電機製作所さんの開店祝いに送った回転花輪

島田電機製作所Xより

実は、開店と回転のダジャレに気づいていなかった!?

Q. どうして本当に回転する花輪を作ろうと思ったんですか?
開店祝いの花輪の花が沢山ある様子が、歯車を組み合わせた仕組みの遊星歯車に見えたのがきっかけです。最初は歯車に造花をつけようと思っていましたが、歯車自体が花のように見えるので歯車をそのまま見せるようにしました。

Q. つくってみて大変だったところはありますか?
歯車のかみ合わせがスムーズにいくように、何度か作り直しました。歯車を花輪っぽく見せるために大きさなど工夫しました。通常こういった形式の歯車は中央の歯車とその周囲の歯車の大きさが異なるのですが、今回は同じ大きさにしています。あとは少しだけ歯車の中央を凸面に湾曲させて花輪っぽさを出しています。

設計から制作までは1週間ちょっとかかりました。3月の中旬に作ってその月末の社内イベントで発表しました。

カヤックの古民家ラボにある3Dプリンターで制作

Q. ダジャレ・・ですが、周りの反応はどうでしたか?
作ったときには自分ではダジャレだと思っていなくて、同僚に言われて気づきました。
それ以来、最初からダジャレだったかのように振る舞っています。
Xへの投稿する際には、何度もSNSで話題になっている同僚のゆうもやくんに投稿文や動画の撮り方などのアドバイスをもらいました。

「動画はズームアウトで全体を映してから電源スイッチを入れることで効果的に見せる」
「開店祝いの花輪が一般的にどれだけ認知されているのかが分からないから投稿文でも触れる」
「動画は短いほうがいい」

など細かく教えてもらい、その通りにしました。
Xに投稿してからは、同僚たちがいいねやリポストをまるで我が子の成長のように見守っていたのが面白かったです。
そのおかげで2万を超えるいいねをもらい、「ほしい」や「かわいい」といった声をいただきました。

宮野さんのXでは2.3万いいねがついて話題に

@miyano_yujiより

Q.今後の野望はありますか?
大きさや色、回転の方法などいろいろなバリエーションを作ってみたいです。特に実際の開店祝いの花輪のような大きいサイズのものを作りたいです。ちょうどカヤックの25周年イベントがあるので、大きいサイズはそれに間に合わせたいと思っています。

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この「回転する開店祝い」は、カヤックやカヤックボンドなど面白法人グループの社員が毎月1回、仕事に関わらず「つくったもの」を発表するイベント「つくっていいとも」で発表され、社内でも話題になりました。
カヤックは「つくる人を増やす」という企業理念の元、これからもつくる人を応援し、面白いコンテンツを発信していきます!

(文・梶 陽子)

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