2024.11.26
沖縄マスコットサミットが大盛況だった件!
カヤック社員として沖縄に移住しFC琉球のSNS、ジンベーニョのマネージャーなどを担当している元芸人のしんぷる内藤と申します。
今回はジンベーニョが企画した『第1回 沖縄マスコットサミット』についてレポートいたします!
ジンベーニョとは?
ジンベーニョとはサッカーJ3リーグに所属するFC琉球OKINAWAの公式マスコットです。
その愛くるしさを武器にファンから愛されており最近は生成AIを駆使してSNSを頑張ったりと精力的に活動しているマスコットなのです。
実はジンベーニョ、最近SNSでの人気が急上昇していることはご存知でしょうか?
そのきっかけは、10月12日のSC相模原戦、選手入場の際に起きたある事件でした。
選手入場列の最後尾をジンベーニョがてくてくと歩いていると、陸上トラックの段差につまづき転んでしまったのです。
それだけならまだしも、周囲が起き上がらせようとした際に勢い余って逆向きにもう一度転倒してしまったのです。
この表裏の2回転倒の事故を、奇跡的にカメラが収め、その投稿が1万いいねを超えるバズを生み出しました。
その結果、フォロワーが1ヶ月で1万人を超えて見事J3でフォロワー数No.1を獲得したのです。
そんなジンベーニョがリーダーに!?
転倒事故によりプチバズりを経験したジンベーニョだが、ここで新たな企画を思いつきました。
それは沖縄にいるマスコットのリーダーになるためにマスコットの会議を開こうというもの。
実はジンベーニョ、今回のプチバズりを経験してたくさんのつながりができたものの、コミュニケーションがうまくとれず悩んでいたのだが、同じ悩みを他に抱えているマスコットも多いのではないかと考えたのです。
そんなマスコットの悩みをマスコットたちが考える、そんな会議を開きたい。
ジンベーニョが沖縄のマスコットのリーダーになることを決意したのです。
こうして企画されたのが『第1回 沖縄マスコットサミット』なのです。
個性あふれる参加者たち
1回目の開催というのもあり、まずは小規模に始めようと試みた今回はジンベーニョを含めて6人のマスコットが集まってくれました。
①琉球新報『りゅうちゃん』
沖縄の新聞社「琉球新報」の公式マスコット『りゅうちゃん』。
マスコットでは珍しい歳を重ねるタイプで来年20歳を迎えるちゃんと”大人”なマスコット。
②南風原町『はえるん』
沖縄県南風原町の公式マスコット『はえるん』。
X、Instagram、TikTokと全てのSNSを使いこなすZ世代のマスコット。
③西原町『さわりん』
沖縄県西原町の公式マスコット『さわりん』。
かわいいフォルムで沖縄県内ではファンも多く全国的な知名度拡大も狙っている。
④今帰仁村観光協会『ナッキー』
今帰仁村ではなく今帰仁村観光協会の公式マスコット。
一度見たら忘れない衝撃的なフォルムで潜在的なパワーを秘めるインパクト大のマスコット。
⑤赤峰家具『名無しちゃん』
創業70周年を誇る老舗の家具屋さんのマスコット。
じつはまだ名前がなくプロフィールもない生まれたばかりのマスコット。
以上5名がマスコットサミットの第1回参加者として手をあげてくれました。
見ての通りかなりインパクトの大きい大味なマスコットたち。
それぞれの抱える悩みや課題をみんなで解決するというマスコットサミットがいよいよ始まったのでした。
同じ立場だからこそ出るアイデア
個性的な面々が集まったことで面白い議論ができそうと思う反面、果たして課題は解決するのか、そもそも目線が合わず議論ができないのではないかなど色々と不安がある中でサミットが始まりました。
しかしそのような悩みは始まった瞬間に吹き飛ぶこととなりました。
ブレストを始めるやいなや、参加者から湧き出るようにアイデアが出てきたのです。
こんなグッズが良いのではないか、そしたらこんな手法があるのではないか...
課題や悩みは千差万別ではあるものの皆同じ『マスコット』という特殊なテーマを背負っている参加者だからこそ起きた現象であると思えました。
参加者の中には「いつも考えていたけれど、誰にも相談する人がいなくモヤモヤしていたものがスッキリ解決された!」というコメントもあり、マスコットやその担当者は基本孤独な立場であるというのも浮き彫りになりました。
そんな同じ悩みを持つ面々だからこそ共感し合い、まるで自分の悩みであるかのようにジブンゴト化してアイデアを出し合うブレストは非常に白熱する結果となりました。
ブレストの詳細はFC琉球のレポートで発表されるそうなのでぜひそちらもチェックしてみてください!
その後は場外、場内と大活躍のマスコットたち
2時間半みっちりと会議をした後は場外ステージにて撮影会を実施しました。
ここではサポーターの方々にたくさん写真を撮ってもらい大満足のマスコットたち。
ここでもナッキーは自由奔放で顔ハメパネルで遊んだり芝生に座ったり流石の振る舞いでした!
その後場内でのイベントでは沖縄最速の男 与那原選手とマスコットの100m徒競走対決。
与那原選手は100mを、対するマスコットは50mをリレーで繋ぐ超ハンデ方式。
しかし結果は与那原選手の圧勝。
第一走者のジンベーニョが大きく差をうめられてしまったのは言うまでもありません...
勝負には負けてしまったものの会場では大盛り上がりを見せ、キックオフ前にマスコットの全ての出番が終了。
会場でも大きな拍手で見送られました。
マスコットサミット、今後の展望
前半の2時間半の会議に始まり、場内外とサポーターの前に出てマスコット業をした合計約5時間という長丁場でありましたが、参加者からは非常に高い満足度を得ることができました。
「今度やるならあのマスコットに声かけてみよう!」
「あのマスコットは絶対来るはず!」
など参加者からは次回の開催に向け期待の声が数多く寄せられていました。
今回開催のマスコットがコアメンバーとなり、第2回、第3回と徐々に参加者の輪を広げ最終的には沖縄にいるマスコットが全員参加できるイベントにしようと誓い、今回のマスコットサミットは幕を閉じました。
まさしくその時は沖縄マスコットの真のリーダーとなっていることを目標に、ジンベーニョはマスコットサミットを続けていくことを固く誓ったのでした。。
以上、第1回マスコットサミットのレポートでした。
最後までご覧いただきまして誠にありがとうございました。