2021.04.21
#面白法人カヤック社長日記 No.86カヤック社員が地方公共団体で働く取り組み、はじめます。
1年ちょっと前に、これからはきっと誰もがもっと住む場所が自由になるぞ!という思いで 『リビング・シフト 〜面白法人カヤックが考える未来〜』という本を出版しました。
書いているときは新型コロナウイルスの感染拡大が始まる前だったので、”未来”としましたが、脱密の動きでコロナ移住ブームが起き、リモートワークによって商習慣が劇的に変化したので、予言書(というと大袈裟ですが)のように“現実”となってきています。
これからもっと、住む場所、働く場所はどんどん自由になっていく、そう感じています。
そして、カヤックもそんな流れの中で、新しい働き方にチャンレジしようと思います。
それは、総務省が推進する「地域活性化起業人」プログラムを活用しようという試みです。「地域活性化起業人」というのは、三大都市圏に所在する民間企業等の社員を、一定期間(6ヶ月以上3年以内)地方公共団体が受け入れ、地域活性化に向けた幅広い活動に従事してもらう取り組みです。
世の中的にはすでにある仕組みですので、新しいということではないのですが、カヤックとしては、初めての試みです。こういった社員をどんどん増やしていけたらと思っています。
そして、今回カヤック初となる「地域活性化起業人」が2人誕生しました。それは、「うんこミュージアム」を手がけたプロデューサーのボンちゃんと、移住スカウトサービス 「SMOUT」を担当していたディレクターの名取くんです。
- 玉城町での調印式にオンラインで出席したディレクター名取良樹(画面向かって右上)
- 藤崎町での調印式の様子、画面向かって右上がプロデューサー香田遼平(ボンちゃん)
ボンちゃんは、もともと生まれ故郷である青森県に戻って、藤崎町というりんごが有名なまちの活性のために、カヤックにも所属しつつ青森全体の地域体験コンテンツの企画などに携わります。
名取くんはSMOUTというサービスで多くの移住支援をしてきた経験を生かして、三重県玉城町という地域に移住して、やはりカヤックにも所属しつつ地域内外の交流促進や移住・関係人口の創出を頑張ってくれると思います。こちらは名取くんの生まれ故郷ではないですが、地域側の指名を受けて行くこととなりました。
このように、今後も「地域活性化起業人」プログラムを使って、カヤックで働く人の多様性あるキャリアを広げながら、地方を、日本をもっと面白くするお手伝いをしたいと思います。
そこで2つの募集を致します。
カヤックにも所属しつつ他の地域のために活動したい人募集!
この「地域活性化起業人」という仕組みを使って働いていただきますが、この仕組みを使うには、「2年在籍した人」いう縛りがあリます。ですので、まずはのカヤックに所属して地域貢献の仕事を経験してもらいます。具体的には「まちのコイン」や「SMOUT」をしているちいき資本主義事業部の社員として応募していただければと思います。
カヤックの社員が地域活性化起業人となって、一緒に働いてみたい自治体募集!
カヤックで地域に関わる仕事をしているの社員や、ユニークなコンテンツを企画するクリエイターと一緒に働きたい、仕事を任せたいという自治体の皆様からのお問い合わせもお待ちしています。
当日記の無断転載は禁じられておりません。大歓迎です。(転載元URLの明記をお願いいたします)
====
このブログが書籍になりました! 特別対談「うんこの未来」のおまけつき。
カヤック代表・柳澤がホストの、まちづくりの先駆者を毎月ゲストに迎えるオンラインサロン会員募集中。