2024.11.19
#面白法人カヤック社長日記 No.138AIに社長日記を任せてみた
さて、今回の社長日記は、今までにない試みをしてみたいと思います。
それはAIに僕の社長日記を勝手に書いてもらおうという試みです。
過去10年分にもわたる僕の社長日記をAIの素材として読みこませ、さまざまなお題でAIに書かせてみるというのを社員に実験してもらったところ、それっぽいのができました。
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<お題1:カヤックが最近行った「嘘の会社説明会」の解説をしつつ、「嘘つきはクリエイターのはじまり」という論理を展開せよ >
さて、皆さん、11月のある日、カヤックではちょっと奇妙な会社説明会が開催されました。
その名も「嘘の会社説明会」。まぁ、どこが嘘かって? 全部だそうです! もちろん、もっともらしい言葉を並べて話すのですが、それがもう、嘘のオンパレードだとのこと。
(「嘘の会社説明会」についてはこちら)
この企画を考えた人事部のメンバーに聞いたところ、コンセプトの根底には「嘘つきはクリエイターのはじまり」という持論があるとのことです。どういう意味か深ぼって尋ねると、嘘はアイデアの最初の一歩だとのこと。時には現実から目を外して、想像力を広げるための架け橋にもなるという話です。
なるほど。仕事をする上で最も大事にすることの一つに誠実さを考えている僕としては、嘘つきとは仕事はしたくないですが、世の中の人を楽しませることができる「良い嘘」は、面白いモノを生み出す可能性もあるなと思いました。
ただ、時期的にどうせならエイプリルフールがいいんじゃないか? と言ったところ、今回の説明会は新卒の採用企画でもあるので、それだと就活シーズンに間に合わないということで、この時期となりました。
そして実際、この「嘘の会社説明会」には、200人以上の応募が殺到しました。ああ、これが嘘みたいな人気ぶり。応募者が多すぎて、当初の予定よりも実施回数を増やすことにしたそうです。
このアイデアについて社員から話を聞いているうちに、僕自身も思い出したことがあります。実は、クリエイティブなコンテンツがどうやって生まれるのか、そして「嘘」がそこにどのように関与したかを真剣に考えた体験が一度あるのです。深い記憶を辿ると、そう、僕が15歳の時に見たある映画がそのきっかけでした。
その映画は、「シザーハンズ」。主演はジョニーデップ。彼が演じるエドワードは、生まれて間もなく父の工場で作られた人造人間で、手がハサミ。彼は温かい家族に迎えられず、孤独な日々を過ごしていました。でも、ある日、優しい少女と出会ったことで、彼の日常が徐々に色づいていくのです。この物語の中には、多くの嘘が潜んでいて、特にエドワードの存在は、普通ではあり得ない。だからこそ、そのユニークさが人々を惹きつけ、感動を呼び起こすのだと思います。
この経験から、なんとなく「良い嘘」が「クリエイティブの種」になると感じました。そう、あの時の僕は、時には奇想天外な想像力が道を開くことを実感させられたのです。
そして、ここで注目したいのが、FC琉球の人気公式マスコット、ジンベーニョの誕生秘話です。
ジンベーニョは、実は「嘘」から生まれたキャラクターなんです。ある日、スタッフが雑談で「FC琉球に所属する新しい選手は、海からやってきたジンベエザメらしい」という冗談を飛ばしました。この話がどんどん広まり、「海から琉球を応援するジンベエザメがサッカーの練習をしている」という架空のストーリーまでできあがります。そんな話を楽しんでいたチームが、「本当にジンベエザメをマスコットにしよう」とアイデアを膨らませ、ついにジンベーニョとして誕生することに。今では地域イベントでも活躍する、FC琉球を代表する人気キャラとなっています。
嘘というとネガティブな印象を持たれることが多いですが、「良い嘘」も存在することを知りました。嘘をつくことにちょっとした冒険心を持つと、新しい可能性が見えてくる。この経験は今、経営者としても大いに役立っています。たとえば、決断すべき局面で「本当にこれでいいのか?」という迷いがあるとしますが、かつての「嘘」のように新しいアイデアを実験的に試すことで、更なるビジョンを拓くチャンスに変わるのです。
さて、ここで少し哲学的な問いに進みたいのですが、世の中に存在する「良い嘘」は何でしょうか? それはどこまでが嘘でどこまでが真実なのか、考えてみる価値があります。
- 例えば、子どもがサンタクロースの存在を信じ続ける「嘘」。これは夢を与える言葉として評価されるべきかどうか。
- 一方、高校生が「今日は元気だよ」と親に嘘をつく場合、果たしてそれは本当に「いい嘘」なのか。
- さらには、業界の大物が新商品を宣伝する際に「これが最高の選択だ!」と語る時、この裏にはどれほどの想いと真実があるのか。
このように、「良い嘘」と「悪い嘘」を見極めることは難しいですが、世の中にはやはり「良い嘘」が存在するというのは本当かと考えさせられます。悪意のある嘘は当然悪いですが、敵を倒すための勇気が授けられた好意的な嘘は、実は僕たちをクリエイティブな方向へ導く力があるのかもしれません。
結論として「嘘」は必要か? それに対して僕の答えは、必要です。なぜなら、嘘の中には真実を掴み取る手助けをしてくれる側面があるからです。心に留めておきたいのは、どんな嘘も適切に用いることで、新たな創造力を引き出す力を秘めているということ。
そう思うのです。
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どうでしょうか?
実際にプロンプト(AIへの指示のこと)をいろいろ駆使して入れてこねくり回して作って、少し自分なりに手直ししたところもあるのですが、なんとなくそれなりの文章になっている気がしますし、自分にしかわからない、いかにも自分が言いそうな言い回しが入っていました。
ただ、「シザーハンズ」という映画は観たことはありますが、こんなに解説するほど覚えていないですし、ジンベーニョの誕生秘話もそもそも勝手に創作して書かれています。
もはや、嘘の話を、嘘で書いているので、なんだかよくわからなくなってきています・・・。
そしてそこから先の哲学的な問いも、なんだか良いことを言っているようで、深みがない気がします。最後の結論めいた「嘘の中には真実を掴み取る手助けをしてくれる側面があるからです。」というのも、何度読んでも深そうでよくわからない文章になっています・・・なんともいえない感じです。
そこでもう1つ、お題を追加してみました。やはりカヤックといえばこれです。
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<お題2:なぜ面白法人カヤックはうんこにこだわるのか、二つの共通点を交えつつ理由を熱弁、いや熱便せよ>
皆さん、こんにちは。今日はちょっと変わったテーマでお話ししようと思います。
そう、題名にもある通り「うんこ」と「面白法人カヤック」についてです。え、うんこ? と思った方も多いかもしれませんが、実はこの二つには深い共通点があるのです。
まず最初に、うんこという存在は、私たちの日常生活にとって非常に重要です。これは、ただの排泄物ではなく、自然界のサイクルや健康、そして文化においてさえも深く結びついています。実際、うんこでさえも、ある意味では「創造」を意味します。生まれたものが大地に還ることで、栄養素が循環し、新たな命が育まれるのです。これはまさに、面白法人カヤックが持つ「つくる人を増やす」という理念とも響き合います。
カヤックは創造性と自由な発想を重視する企業です。ここで作られるコンテンツは、単なる商品ではなく、文化の一部となり、人々の心を豊かにし、何か新しい価値を提供することを目指しています。うんこが自然環境を豊かにするように、カヤックもまた社会に新たな価値を提供する存在であり続けたいと思っています。
そう、うんことカヤックには「循環する力」があります。うんこは肥料となり、大地を育て、新しい植物を生み出します。そしてカヤックは、その創造的なアイデアを通じて、文化や人々に新しい感動やインスピレーションを提供します。どちらも未来を切り開くための強力なエネルギーの源なのです。
さらに、うんこという存在には「受容」と「笑い」の側面もあります。子どもたちがうんこを通じて笑ったり、時にはお母さんやお父さんがそれをうまく受け入れ、日常の中で楽しいエピソードとして語られることが多々あります。人間は生まれた瞬間からうんこをし、その過程で多くの人とコミュニケーションを取ります。これは、生きる力の象徴でもあります。カヤックでも、仲間やユーザーと共に創作を楽しむ姿勢は、まさにこの「笑い」と「受容」に満ちています。
そして最後に、なぜ我々カヤックがこの「うんこ」を大事にしているのか、というと、それは何かをつくる過程での「過程自体を楽しむ姿勢」を象徴しているからです。創造する過程には、必然的に失敗や厄介なことがついてきます。そうした困難を前向きに捉え、笑い飛ばすことで、クリエイターとその作品はより深く成長し、進化していけるのです。
うんこのように、カヤックもまた、時に厄介で、時に笑いの種になりながら、仲間を助け、皆で楽しむ文化を育んでいきたいと思います。人間の生活そのものに密接に関わり、必ず共感を呼ぶその存在は、我々が目指す「面白さ」の核となるのです。
だからこそ、カヤックはうんこを愛し、そこから新たなインスピレーションを得ることを忘れない。うんこにだって、クリエイティブな可能性が秘められているのです。
壮大な旅路の中で、うんこと向き合うことで、私たちがどれだけ豊かな発想力を育むことができるか。こうして、「うんこ」と「面白法人カヤック」を通じて、私たちの目指すべき未来への道筋を見えるようになりました。
さあ、次はどんなクリエイティブなアイデアが生まれるのでしょうか。楽しみですね。
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やはりこれも、何か深いことを言ってそうで何も深くないような社長日記になりました。元々うんこは深くもなんともなく、うんこでしかないので、これはこれで逆にいいのかもしれません。
結論:
AIの文章力はすごい。全体を通してある意味では十分なクオリティになっている。例えば、当たり障りのない祝辞や挨拶文なんかを書くのには、本当にこれで十分な気がします。
ただ、やっぱり自分なりにカヤックの経営を通して、社長という立場を通して気づいたことをよりわかりやすく書いていく作業は、AIに頼らず、引き続き続けていきたいと思います。自分で書くことの意味は、自分の頭の中が整理され、自分の血肉となるからです。
<参考>
利用したAIモデル:GPT-4o mini
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