2018.12.28
#面白法人カヤック社長日記 No.49この一年で最も読まれた社長日記を今年も振り返る
2018年最後の社長日記は、毎年恒例ではありますが、今年一年書いた記事の中で最も読まれた記事ベスト5を解説してみたいと思います。
第5位:カヤックが、出資先に期待すること。協力できること。
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この記事が5位とは意外です。カヤックの出資を受けたいという人が増えてきたということでしょうか。そうだとしたら嬉しい話です。
ちなみに、2018年末の時点で、連結対象の子会社は8社、それ以外の投資先会社は13社となりました。それ以外の投資先の中には、既存事業とのシナジーや鎌倉軸におけるシナジーはもちろん、純粋にキャピタルゲインを目的とした投資もあります。自社事業への投資が最優先ですが、つくりたい未来を実現するために、必要と考える出資は2019年も積極的に行なっていきたいと考えています。
第4位:美意識の正体について 山口周さんと 対談してみました
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今年ビジネス書業界を席巻した『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』の著書である山口さんとの対談です。自分でいうのもなんですが、この本を読んだことのない人もわかりやすく、読んだ人にとっても、本の中では書かれていなかった内容にも及んだ興味深い対談記事となっています。自分の中にも気づきが多く、対談自体がとても良い体験となりました。ありがとうございました。
実は、社長日記におけるこうした対談記事は、今後も増える予定です。なぜかというと、意外とそっちのほうが書くのが簡単だから。もう全部対談にしても良いぐらい(笑)。ただどうなんでしょう。自分が本を読んでいて、対談やインタビューのコーナーが多いと、どうも面白くないと感じるので、あまりそればかりにならないようには気をつけます。
第3位:他責思考にまつわる今だからいえる6年前のエピソード
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この話、随分古い話ですが、意外と読まれました。自分自身にとっても、6年前とはいえ色褪せない良い体験でした。最後の一文に集約されます。
「あの時降りていたら、決して見えなかった景色が見えるようになりました。」
こういった痺れる体験のために、僕らは、先の見えない道なき道を進むのだろうと思います。
第2位:話題のティール組織について、わかりやすくまとめてみた(やや偏見あり)
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お、これまたマニアックな記事が2位です。今年話題になった書籍『ティール組織』という本の解説文です。
ただ、話題になった本ではありますが、こうした翻訳本にありがちで、分厚くて、内容も長いので、最後まで読み切れる人はなかなか少ないのではないかと僕は推測しました。そこで、ここは一肌脱いで、偏見を含む要約を書いてみました。そして、20年間ヒエラルキーのない組織づくりに取り組んできた観点から、本に書かれていない視点を追加してまとめてみました。結果、「ティールのことがよくわかりました!」と何人かの経営者から感想をいただきました。
第1位:リーダーじゃない人に向けて書いたリーダー論。
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ダントツの1位ですね。シンプルな内容ではありますが、リーダーにとってもリーダーじゃない人にも読みやすかったと。もしかするとタイトルがよかったのかもしれません。タイトルはいつもコピー部と広報部が考えてくれています。ありがとう。
多くの人にシェアいただいてわかったことは、まったく新しい視点を書く必要はなく、普段から皆が思っていることを言語化することで「ウンウン確かに」と共感してもらえるのだなということです。人は自分の考えを肯定したいものなので、そういう記事が意外とシェアされるんだなと。
今回は以上です。2018年も皆様にお世話になりました。また来年もぼちぼちと社長日記を更新していこうと思います。では良いお年を。
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