2022.03.18
#面白法人カヤック社長日記 No.101鎌倉に増えているラグジュアリーホテル 独断と偏見で選んでみました。
カヤックが本社を置く鎌倉は、観光地として有名です。
実際、コロナ前には、年間2000万人もの観光客が鎌倉市を訪れていました。コロナで大きな打撃を受けましたが、一時期に比べて、だいぶ戻ってきているように見えます。
ですから「鎌倉市は観光で潤沢な収入があるのでしょう?」と言われることも多いです。ところが、意外とそうではないのです。
鎌倉市の調査によると、平成30年に鎌倉を訪れた観光客のうち、市内に宿泊した方はわずか30.6万人。十分多いではないかと言われるかもしれませんが、2000万人中の30万人です。そして日帰りの場合、平均観光消費は6,243円。
なぜでしょうか。それは鎌倉市内に十分な宿泊設備がないからだと言われています。ホテルが少ないので、日中に鎌倉を観光して、横浜や箱根に移動して宿泊する。
これは、なかなか難しい問題です。鎌倉は景観保護を大切にしていますから、大規模な開発はしづらい。小規模なゲストハウスなどはあちこちにありますが、まとまった用地を確保して、採算の合う規模でホテルをつくることが難しい。
ただ、最近では少し状況が変わってきました。2020年には鎌倉駅前にJRのホテルがオープンしましたし、小規模でラグジュアリーなホテルも少しずつ増えています。
そこで、よく聞かれるのが「鎌倉で大人の旅を楽しみたいのだが、どこに泊まればいいの?」という質問です。僕たちは2018年に鎌倉古今というホテルの運営会社に投資しましたが、これも横浜や箱根に行かなくても、いや、鎌倉だからこそ、歴史と文化に培われた上質なおもてなしに触れてもらいたいと考えたからです。
そこで今回は、最近増えてきた鎌倉のラグジュアリーホテルに絞って、独断と偏見で選んでみました。
鎌倉古今
鎌倉・二階堂の閑静な邸宅地で江戸時代から住み継がれてきた古民家をフルリノベーションした一晩二組限定のホテルです。快眠&快浴を追求した木のぬくもり空間に最新設備を完備したスイートルーム、身体にやさしい料理と、専属ホテルコンシェルジュを用意しています。
KISHI-KE
鎌倉・由比ヶ浜を前にプライベートなオーシャンビューと日本庭園を楽しめる1日1組限定4名迄(日帰りは5名迄)の一棟貸し宿泊施設。夕食は出張シェフの手配も可能だそうです。
MAYA
鎌倉・材木座に建つ築90年の一軒の邸宅をリノベーション。一泊一組限定。
Hiroshiさんのまるまる貸切の住宅
鎌倉大仏で親しまれる高徳院近くにある高級和モダンの平屋をまるごと貸し切り。広いウッドデッキテラスとお庭が魅力です。
オミクロン株の流行や国際情勢の緊迫と、悲しくなるニュースばかりですが、春休みには、都心から一時間の鎌倉でちょっと贅沢な大人旅なんていかがでしょうか。
カヤックの運営する地域コミュニティ通貨「まちのコイン」を使って、鎌倉のお店や人とご縁のつながるプログラムなんてのもあります。ぜひ、どうぞ。
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